1%の勝利へ向けて 7.30岐阜産業会館

出典:新日本プロレスリング株式会社:HP
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




G1クライマックス、Bブロック5戦目。

オカダカズチカが唯一負けなしの、4連勝の勝ち点8。

4戦目でケニーを倒したエルガンは、マイクアピールで優勝宣言しましたが、すでに2敗しているので崖っぷちです。

もうこれ以上負けられない相手は、勝ち点で並ぶSANADA。

SANADAもオカダに敗れた(通算3連敗)信頼を取り戻すべく、ここから勝ちを積み上げたいところです。

シングル初遭遇の二人の対決に注目です。

 

G1CLIMAX Bブロック公式戦 7.30岐阜産業会館

マイケル・エルガン vs SANADA

両者ずば抜けた身体能力を持っていますが、パワーではエルガンに分があります。

勿論、SANADAもパワーには自信がありますが、エルガンの体格、太い手足ではかけれない技もあるでしょう。

SANADAはロープを絡めたパラダイスロックを仕掛けますが、リーチが足りずかかりません!

オカダにすら成功させたパラダイスロックですが、G1公式戦で初の不発に終わってしまいました。

嫌な予感がします(笑)

 

パワーで圧倒されるSANADAは、エプロンサイドでビックブーツ、投げっぱなしジャーマンをくらってしまいます。

そして、リングインしたエルガンはコーナーポストを叩き、雪崩式ファルコアローアピール!

これはくらったらヤバイけど、SANADAは切り返すことができるのか!

出典:新日本プロレスリング株式会社:HP

 

おもいっきりくらってしまいました(>_<)

なんとか2カウントで切り抜けましたが、フラフラです。

さらに持ち上げられますが、ここは巧く空中で切り返したSANADAがskull end

出典:新日本プロレスリング株式会社:HP

 

がっちり決まり力が無くなったエルガンに対し、すかさずコーナポストに登りラウンディング・ボディプレス!

劣性な試合展開から、見事逆転勝ちをおさめました!

 

SANADAはシングル戦での勝ちパターンが、確立してきたと思います。

しかし、個人的に足りないと思うのが、チャンスの時の推進力です。

Skull endとラウンディング・ボディプレスに行く手前の、スピーディーな技の繋ぎのムーヴが確立できれば、もっと化けるのではないでしょうか。

 

これで3敗目になってしまったエルガンは、もう優勝は難しいでしょう。

しかしまだ、鈴木みのる戦やEVIL戦も残っているので、さらなるインパクトに期待です!

 

G1CLIMAX Bブロック公式戦 7.30岐阜産業会館

小島聡 vs ケニー・オメガ

ここまで4連敗中の小島聡は、前回のオカダカズチカ戦に続き、今回のケニー戦とハードな闘いを強いられます。

まだまだ新日本プロレスの前線で闘い続けることができるレスラーだと思いますが、このハードスケジュールのG1で、今のケニーに勝つことは99%起こり得ないと思います。

でも1%でも可能性があるのならば、闘い続けるのがプロレスラーであり、小島聡です。

 

この日ケニーは公式戦用のタイツではなく、しかもTシャツを着たまま試合に望みました。

あきらかに消化試合だと言わんばかりのアピールです。

小島はこの油断を突いて、1%の勝利を目指します。

 

試合は序盤こそケニーに圧倒されますが、徐々に小島も押し返します。

場外の天山も挑発するケニーに対し、モンゴリアンチョップで反撃します!

コーナーでの逆水平チョップ合戦から、ケニーのTシャツを切り裂いてマシンガンチョップを繰り出します。

出典:新日本プロレスリング株式会社:HP

 

だんだんケニーの表情も、本気になってきました。

雪崩式の蒼い衝動、Vトリガーからの片翼の天使を狙いますが、堪えた小島は垂直落下式ブレーンバスターを見舞います。

一進一退の攻防が続きますが、カウンターのラリアットを決めた小島が、オカダ戦では決められなかったコジマ・クラッシュ・ダイナマイトを決めることに成功しました。

出典:新日本プロレスリング株式会社:HP

 

1%への勝利はすぐそこです!

 

雄叫びから、渾身のラリアット!

しかし、ケニーはかわしてからのVトリガー!

畳み掛けるように、高速ドラゴンスープレックスから再びVトリガー!

そして、片翼の天使!

出典:新日本プロレスリング株式会社:HP

 

健闘虚しく、小島はケニーを倒すことができませんでした。

 

永田が今年かぎりでG1を去り、来年小島はG1に出場することができるのでしょうか。

永田・小島世代のいないG1は、別次元の大会になってしまうのかも知れません。

しかし、個人的にはレベルが高ければそれでいいとは思いません。

連日満席札止めになるのは、オカダ・内藤・ケニーがいるからだけでしょうか。

まだ、1勝もしていない永田や小島は、負けるべくして負けましたでしょうか。

貢献者の引き際は、本人の意思を尊重してほしい、そう思うのは私だけでしょうか。

この試合はG1に相応しい一戦だったと思います。