鈴木みのるはホントに勝ちたかったのか!?8.8横浜文化体育館

出典:新日本プロレスリング株式会社:HP
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




鈴木みのるはホントに勝ちたかったのか。

そんな疑問を抱いた試合でした。

 

勿論これは勝てるの勝たなかったとか、わざと勝たないようにしたという意味ではありません。

 

勝つだけなら、鈴木のセコンド介入を利用した方が確実です(それを許されるかどうかは別として)。

勝ち点より、奪いたいものがあったのではないでしょうか?

勝ち点より価値あるものがなんなのか、試合を振り返ってみようと思います。

 

 

G1クライマックス

Bブロック公式戦 8.8横浜文化体育館

オカダカズチカ vs 鈴木みのる

 

この日のセミファイナルで、ケニーがSANADAを破って勝ち点12に伸ばしました。

この次点でファイナリストの可能性はオカダとケニーに絞られ、鈴木みのるの決勝進出はなくなりました。

ここがひとつのポイントでした。

 

試合序盤、場外でみのるが鉄柵に振られた後、オカダが背後からデスペラードとタイチに奇襲を受けます。

退場を命じられた二人は、ヤングライオンに連れられ戻ることはありませんでした。

ここからは試合終了までサシの勝負です。

 

場外でオカダの痛めている首を責めたてます。

EVIL戦での首のダメージがまだ残っているのでしょう。

その後も、鈴木はセオリー通り痛めている首に狙いを定めエルボーで攻め立てます。

 

試合中盤オカダが、ゴッチ式のツームストンパイルドライバーを放ちます。

これに対し鈴木も、掟破りのツームストンパイルドライバーで反撃します。

ここから鈴木は打撃と首関節で、首に集中攻撃を仕掛けます。

オカダの首を捻じりながらのフェイスロック→ジェストフェイスロック→クルックヘッドシザーズと、流れるような関節技の連続は見事としか言いようがないです。

さらに首への打撃でオカダの動きが止まります。

そして、延髄蹴りから卍固め!

出典:新日本プロレスリング株式会社:HP

 

鈴木がゴッチ式パイルドライバーを狙いますが、ここはなんとかオカダは堪えます。

オカダのカウンタードロップキックが決まると、トップコーナーからスワンダイブのドロップキック!

さらにジャーマンからレインメーカーを狙うも、かわした鈴木がバックを取りスリーパーから逆落とし。

更に胴締めスリーパー!

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ここはなんとかロープに足が届きましたが、もう力がありません。

そのあとも打撃の連続で、オカダはサンドバック状態です。

私が疑問を抱いたのは、このタイミングです。

あとで説明します。

 

もう動けないのかと思ったオカダですが、意地のレインメーカー2発!

鈴木はなんとかカウント2で返します。

立ち上がるとお互い張り手の打ち合いです。

ここで鈴木がノーガードでオカダを挑発します。

そしてまた張り手合戦。

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残り時間1分。

鈴木がスリーパーに移行しようとしたところ、カウンターのレインメーカー。

しかし、お互いダウンしてしまい残り60秒で立ち上がることができず、30分時間切れ引き分けとなりました。

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問題のシーンを振り返ります。

鈴木の胴締めスリーパーで力が入らないオカダに、連続で打撃を繰り出します。

私は、打撃の途中で素早くゴッチ式パイルドライバーにいく選択肢もあったのではないかと思ってます。

勿論、個人的な意見です。

そんな余裕もタイミングもないよ、と思う方ばかりかもしれません。

結果的にこのあとカウンターのレインメーカーで反撃されますが、まだ決勝に進めるチャンスがあったなら、ゴッチ式に素早く移行したのではないかと・・・

でもそんな必要はなかった。

あのまま攻め続けたのは、鈴木みのるがオカダを完膚なきまでに叩きのめしたかったんだと思います。

あと5分あればそのチャンスがあったかもしれないですし、逆に殺られてたかもしれない。

そんな妄想が膨らむ、ベストバウトでした。

 

これでBブロックで決勝に進出できる可能性がある選手は、2人に絞られました。

オカダカズチカ 勝ち点13

ケニー・オメガ 勝ち点12

ケニーが決勝の舞台に立つには、30分以内で勝つしかありません。

勿論、オカダも引き分け狙いはないでしょう。

次、勝った方が8.13の両国決勝です!