Aブロック代表決定!デスティーノの難易度 8.11両国国技館

出典:新日本プロレスリング株式会社:HP
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




今年2度の対戦で、お互い1勝づつ挙げている棚橋弘至と内藤哲也。

スイング式リバースデスティーノからの正調デスティーノで負けた棚橋は、2度同じ技をくらわないようにカウンターのタイミングを考えているはずです。

かたや内藤も、テキサスクローバーホールドでギブアップ負けを喫しているので、2度同じ技でギブアップはできません。

互いに手の内は分かっているので、どんなタイミングで、どんな引き出しを出すのかが、勝負の別れ道になるでしょう。

勝った方がファイナリスト進出です!

 

G1クライマックス

Aブロック公式戦 8.11両国国技館

棚橋弘至 vs 内藤哲也

 

試合開始直後、ロープ際で棚橋が内藤の顔に張り手をくらわします。

クリーンブレイクをしなかった棚橋に対し、内藤はふて腐れます。

棚橋の今日のファイトが予想できたのか、不満顔です。

棚橋は序盤からドラゴンスクリューの膝攻めで、テキサスクローバーホールドを狙います。

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1回目のテキサスクローバーホールドをロープに逃れた内藤は、腕攻めから反撃に移ります。

セカンドロープに棚橋の両足を引っ掛けての変形バックブリーカーで流れを掴むと、フェイントからの延髄→ジャンピングエルボードロップ→グロリアと流れるようなムーブで後頭部へのダメージを蓄積させます。

早速デスティーノを狙いますが、ここは棚橋に返されます。

 

試合中盤スタンディングでエルボー合戦になりますが、内藤が強烈な張り手からジャーマンスープレックス。

続けざまにドラゴンスープレックスを狙いますが、これを回避した棚橋がフェイントからこの日初めてのスリングブレイドを2発敢行!

畳み掛ける棚橋はトップコーナーからハイフライアタック!

さらにハイフライフローを狙いますが、ここは内藤にかわされます。

それでも反撃に移れない内藤に向かってフライングボディアタックを狙いますが、かわした内藤がトップロープを利用してのネックブリーカー!

ここでトープコーナーを利用したスイング式リバースデスティーノを狙いますが、これを耐えた棚橋が雪崩式のドラゴンスクリューを繰り出します!

これは棚橋が完全に狙っていた内藤対策でしょう。

形勢逆転した棚橋は、リング中央でテキサスクローバーホールドき極めます。

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しっかり腰を落とされなかなか動けない内藤は、苦悶の表情が続きます。

ふたたびギブアップ負けだけはしたくない内藤が、なんとかロープを掴みました。

長い時間テキサスクローバーをくらって体力の限界が近い内藤ですが、一瞬の隙をつきスイング式DDTで反撃!

ここからお互いフィニッシュへ向け、瞬き厳禁なスピーディーな攻防が始まります。

再びトープコーナーに座った内藤が、今度はスイング式リバースデスティーノを成功させます。

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そして正調デスティーノを狙いにいく内藤ですが、ここは棚橋がツイストアンドシャウト3連発で返します。

さらにスイングブレイドを狙う棚橋の腕を掴み、カウンターのデスティーノ!

倒れている棚橋を素早く起こし、この日最も早いムーブで正調デスティーノを決め、内藤が3カウントを奪いました!

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お互い終盤に奥の手を見せました。

しかも、内藤は難易度の高いカウンターでのデスティーノを決めれたことが、勝因を決定付ました。

 

内藤はこれまでデスティーノを4種類披露しましたが、それぞれ難易度が異なります。

スイング式リバースデスティーノ < 正調デスティーノ < ランニング式デスティーノ < カウンターのデスティーノ

個人的にはカウンターのデスティーノが一番難しいと思っています。

止まっている相手の肩を支えに、その肩だけを使い逆上がりから遠心力を使い、リングに叩きつける前に自分の左腕を相手の首の後ろに差し込み、テコの原理を使い首へのダメージを倍増させる技。

そのデスティーノを相手の攻撃をかわして繰り出す、決して力任せではできない、内藤のバランス感覚だから成功する高難易度の技だと思います。

 

開幕前から宣言通り、内藤が決勝へコマを進めました。

内藤には相手が誰であろうと、G1優勝しか見えていません。

いや、6.11大阪城ホールでインターコンチネンタルの防衛に失敗した瞬間から、見据える景色は決まっています。

1.4東京ドーム、初の大舞台でのメインイベントでのリングイン。

内藤が見据える景色は、あと1勝利で手に入ります。

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