デスペの葛藤!?なんでもやるぞってそういうこと?9.16広島サンプラザホール

出典:新日本プロレスリング:HP
IWGPジュニアヘビー級選手権試合




先に言いますが、ちょっと今回は辛口です。

勿論、今後の期待を込めてあえて厳しくいいます。

 

『広島なんでもやるぞ!』って、いろんなことしますよって意味だったんですか?

どんな手を使ってでも勝つってことだと思っていました。

一言でいうと、大舞台慣れしてなかったと言うしかありません。

 

IWGPジュニアヘビー級選手権

KUSHIDA vs エル・デスペラード

出典:新日本プロレスリング株式会社:HP

 

 

この日デスペラード(以下デスペ)は、ギターケースを持ってTAKAみちのくと一緒に入場。

KUSHIDAのリングインを待ちます。

警戒するKUSHIDAですが、いつものようにコーナーに登ってリングコールを受けます。

なんでもやるって言っていたので、入場途中に奇襲攻撃を仕掛けるとばかり思っていました。

ラフファイトはゴング開始からってことで、どんな展開になるのか期待したいと思います。

 

試合序盤、デスペがトペ・コンヒーロを見せます。

セカンドロープとサードロープをくぐってのトペコンヒーロを、こんなにキレイにできる選手は新日本でデスペ以外知りません。

しかも、見事な着地です。

そのまま観客席にKUSHIDAをハンマースローすると、場外でマフラーホールド。

おまけに観客席の傘を使ってKUSHIDAの膝に一撃をくらわせます。

リングしてからも膝を狙っての打撃、変型の監獄固めでKUSHIDAの足を攻め立てました。

 

ここで持ち込んだギターケースを開けます。

漆黒のギター大きく振りかぶると、さすがに海野レフリーが止めに入ります。

ギターを守ったレフリーは、デスペに背を向けギターを渡しません。

その隙にギターケースからムチ(飯塚選手の首輪に付ける紐?)を取り出し、KUSHIDAの背中に打ち付けます。

これは痛い!

出典:新日本プロレスリング:HP

 

場外に逃げるKUSHIDAに、容赦なく追撃します。

レフリーに気付かれリングインすると、徐々にペースはKUSHIDAに傾きます。

肘に打撃に受けると、デスペはかなり痛そうです。

前哨戦でダメージが蓄積していたのは、デスペも同様でした。

ここからKUSHIDAの非情な肘攻撃が続きます。

雪崩式のアームロックからグランドでホバーボードロックを狙いますが、デスペもマフラーホールドで反撃。

関節の取り合いになりましたが、ここはデスペが競り勝ちKUSHIDAの両手を取ってヌメロ・ドスを敢行します。

出典:新日本プロレスリング:HP

 

ハンマースローからレフリーと交錯を狙うと、レフリー死角を突いて自らのマスクを取って、KUSHIDAに投げつけます。

出典:新日本プロレスリング:HP

 

これって見たことある光景ですよね?

レフリーがKUSHIDAに注意しているところを突き飛ばし、そのままKUSHIDAに急所攻撃。

すかさず丸め込みますが、ここはなんとは2カウントで返します。

さらにKUSHIDAを背中合わせで持ち上げ、ギターラ・デ・ラ・ムエルタ!

出典:新日本プロレスリング:HP

 

これもなんとか、ギリギリのところで返します。

さらにデスペはピンチェ・ロコを狙いに行きますが、ここはKUSHIDAが空中で態勢を変えデスペの腕を取ります。

デスペも自分の腕をロックし、なんとか耐え凌ぎます。

攻勢にでたデスペは雪崩式ピンチェ・ロコを狙いますが、KUSHIDAはなんとか振りほどいて逆に雪崩式ホバーボードロックを敢行!

執拗に腕を締め上げますが、耐えるデスペを後方回転からバックトゥザフューチャーを決め、見事KUSHIDAが3カウントを奪いました。

出典:新日本プロレスリング:HP

 

 

ここから辛口コメント失礼します。

 

KUSHIDA選手をあと一歩のところまで追い詰めましたが、綺麗にまとまり過ぎてませんか?

『なんでもやるぞ!』はもっと非情な攻めで、手段を選ばないんだと思っていました。

 

急所攻撃するのに、マスク取る必要ってありました?

場外で非常な膝攻めって、本来はもっとしますよね?

リングでピンチェ・ロコ成功できてないのに、雪崩式で狙うってリスク高くなですか?

タイトルマッチでセミファイナルという、大舞台仕様の試合展開を意識し過ぎじゃないですか?

全てが中途半端だったと感じているのは、私だけでしょうか?

 

これって会社(新日本プロレス)にも、問題があるんだと思います。

もっといろんな選手にチャンスを上げないと、選手って成長できないですよ。

いろんな舞台を経験して、レスラーだって成長するんだと思います。

そのいい例がKUSHIDA選手だし、そのKUSHIDA選手に対抗できる選手が何人も現れないと、新日本ジュニアの魅力が広がらないんだと思います。

やっぱりジュニアの選手層が足りないのと、ジュニアの大会が少ないのが、今の新日本プロレスの課題ですね。

 

試合後、かなり悔しがっていたデスペラード選手ですが、KUSHIDA選手に勝てなかったこと以上に、自分の試合内容に納得いかなかったんだと思います。

 

デスペラード選手には、来年もう一度リベンジしてもらいたいですね。

その時はジュニアきってのヒールレスラーとして、実力を遺憾なく発揮してもらいたいです。