WORLD TAG LEAGUEも残すところ2試合づつ。
今回は、Aブロックの決勝進出の行方を考えたいと思います。
勝点2の永田&中西組は残り連勝しても勝点6にしかならず、現時点で決勝進出の可能性はなくなりました。
それでもAブロックを盛り上げている二人なので、残り2試合にも期待したいと思います。
勝点4には天山&小島組とファレ&チェーズ組。
まだ決勝進出の可能性を残す2チームですが、12・3高知大会で負けるとWORLD TAG LEAGUE敗退が決まります。
AブロックTOPの勝点6には、5チームが並ぶ大混戦。
ジュース&キャラハン組
後藤&YOSHI-HASHI組
ペイジ&裕二郎組
鈴木&飯塚組
EVIL&SANADA組
この中で勝点が計算できるチームがいます。
それは…
鈴木軍のふたり。
いや、正確には3人。
鈴木&飯塚組はエル・デスペラードがセコンドに付いた場合、勝率100%です。
セコンドのデスぺがレフリーのブラインドになり、死角を利用しアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを使用した飯塚が、地獄突きで勝利を収めています。
出典:新日本プロレスリング:HP
逆にデスペラードがセコンドに付いていない試合は勝率0%。
勝率を左右するデスペラードですが、セコンドに付く・付かないに法則はあるのでしょうか?
実はあります!
永田&中西戦に敗北した11・25滋賀大会では、第3試合でジェフ・コブにツアー・オブ・ジ・アイランドで敗れています。
出典:新日本プロレスリング:HP
では、残り2試合はどうなるのか?
12・6佐世保大会のカードは川人&ヘナーレ&真壁 vs デスペ&K.E.Sの二人。
この試合でデスペが破れる可能性は低いので、その日のペイジ&裕二郎戦にはセコンドとしてまたレフリーのブラインドとなることでしょう。
これで鈴木&飯塚組は、勝点8。
最終戦の12・8広島大会のカードはライガー&真壁&棚橋 vs デスペ&K.E.Sの二人。
この試合はライガーの頑張り次第でしょう。
ライガーの活躍で棚橋のハイフライフローが決まるようなことがあれば、鈴木&飯塚組は最終戦の天山&小島組にセコンドなしで闘うことになります。
出典:新日本プロレスリング:HP
鈴木&飯塚組が勝点を10に伸ばせば、決勝進出の可能性はかなり高くなります。
つまり、鈴木軍の二人が決勝に進めるかどうかはデスペラード次第。
そして、ライガーの踏ん張り次第。
ある意味、ライガー vs デスペラードの結果次第とも言えるでしょう。