7.2US大会のセミファイナル、インターコンチネンタル選手権は、とても不思議な試合でした。
対戦相手のビリー・ガンに苦戦するというよりも、このベルトに相応しい戦いをするにはどうすればいいか、迷いながら戦ってるようにも見えました。
IWGPヘビー級のベルトはどの時代でも輝き続ける、絶対風化しないものです。
誰がチャンピオンになっても、ベルトがチャンピオンの価値を高めてくれます。
対してIWGPインターコンチネンタルのベルトは、巻く人間によって価値が変わる不思議なベルトだと思っています。
もしかしたら、ベルトその物に価値はないのかも知れません。
そのベルトは、ただ勝利するだけでは腐ってしまいます。
常に鮮度のあるテーマを持って挑まなければ、存在価値がなくなってしまうベルトです。
生物のようなこのベルトは、非常に扱いが難しいんだと思います。
US大会でのチャレンジャーは、本当にビリー・ガンだったのでしょうか。
私には、未来の棚橋選手に見えました。
勿論、将来はブーイングを受ける選手になっているという意味ではありません。
新日本の未来を背負うエースと、元エースという立場で相対するということです。
試合中は本当に苦しそうに見えました。
そして試合後のコメントは、もっと苦しそうでした。
出典:新日本プロレスリング株式会社:HP
オカダ、ケニー、内藤の試合はもっとも最先端の試合をしていて、3人とは全く違う試合を魅せなくてはいけないという覚悟。
そもそも、あの3人のマネができるほど、棚橋選手は器用な選手じゃありません(笑)
勿論、良い意味でです。
常に新しいことなんてできないし、失敗することだってあると思います。
迷う時は時間をおいたり、変化を求めすぎなくてもなんとかやっていけないのでしょうか。
やってやれないことは、ないんじゃないでしょうか。
棚橋選手は自分のことを不器用な選手だと言うかもしれませんが、棚橋ファンからしたら今更です!
あなたが不器用なことは、とっくに知っていました(笑)
大したことじゃありません。
新日本の常識からすれば、あたにしかできないプロレスがあることを、みんな知っています。
今更ですよ!
無理に『SUCK IT』ポーズなんかしなくてもいいんです(笑)
次の防衛戦、楽しみにしてます!
真面目な投稿にしようと思ったのに、途中からドラマのパロディになってしまってすいません(笑)
ただ、リングの中心から愛の叫びを聞きたいだけなんです。