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初心者の為のプロレス講座 なぜ技を避けないの

初心者の為のプロレス講座の3回目は『なぜ技を避けないの』についてです。

プロレス初心者の方が、初めてプロレスを見た時の疑問の多くが『なぜ技を避けないの』だと思います。

正直これを100点満点で説明できる自信はありませんが、私なりの解釈で説明したいと思います。

プロレスをこよなく愛する方にも、私の解釈とどう違うか比較してみてください。

まず、『技を避ける競技』としてK-1やUFCなどの格闘技があると思います。

K-1やUFCなどの勝敗は、打撃等を当ててノックダウンさせるか、関節技・絞め技でギブアップをさせるかです。

これらの競技とプロレスとの決定的な違いが、勝敗の決め方です。

K-1やUFCなどの格闘技はノックダウンさせることが、勝つための目的です。

またはギブアップさせることが、勝つための目的です。

その目的を達成する手段として、顔や頭に打撃を当て、当たればノックダウンに直結します。

また、関節技・絞め技が決まれば、ロープエスケイプがないので、自力で抜け出すことはほぼ不可能です。

逆に負けないためには、相手の打撃による攻撃や関節技や絞め技を避けなくてはいけません。

対してプロレスは3カウントを奪うことが、勝つための目的です。

3カウントを奪うには、レフリーがマットを3回タップするまで、相手の体をマットに押さえつけなければいけません。

出典:新日本プロレスリング株式会社:HP

または、ギブアップさせることが勝つための目的ですが、プロレスの場合ロープエスケイプ(ロープを掴めば関節技や絞め技を続けることができないルール)があるので、関節技や絞め技が決まっても簡単にギブアップを言わせることができません。

では、3カウントを奪うこと(またはギブアップさせること)が目的であれば、その目的を達成するための手段は相手の体力を奪うこと(体力を削ること)です。

体力が残っていれば、相手に体を押さえられても返すことが可能です。

負けないためには、相手の技を避けることより、ダメージを軽減できる身体作りや受け身が重要になります。

すなわちプロレスにおいて、相手の技を避けることはそれほど重要ではないのです。

分かりやすくまとめれば、格闘技は負けないために技を避けることを重要視し、プロレスは勝つために相手の体力を削るとこを重要視します。

3カウントを奪う(またはギブアップさせる)には、相手の体力を奪う以外に、相手の心も折ならくてはいけません。

プロレスにおいては、心を折るための心理戦も重要になります。

相手の攻撃を避け続けても相手を怒らすだけで、心を折ることはできません。

相手の攻撃を受ければダメージを受けますが、相手も体力を使います。

他のスポーツもそうですが、攻めるのも守るのも体力は消耗します。

例えばサッカーの試合で89分間攻め続けたとします。

ずっと攻め続けても点が入らなかったのに、残り1分でカウンターから相手に1点決められたらどうでしょう?

大抵の場合は心が折れて、立ち上がることができないでしょう。

プロレスも同じです。

攻撃を受けたらダメージをくらいますが、攻撃する方だって疲れます。

自分の技を出し切って相手を倒したのに、何度でも立ち上がってきたらどう思うでしょう。

ずっと攻撃し続けて、最後に大技を決めようとしたとき、相手に切り返されて逆に大技を決められたらどうでしょう。

心が折れそうになりますよね。

プロレスでは技を受けるのも避けるのも、駆け引きです。

重要なことは勝つためにどういう風に試合を組み立てるかで、技を避けることが勝利に結びつくとは限らないのです。

私の解釈でプロレスを見れば、技を受ける意味や駆け引きを楽しめるのではないでしょうか。

分かりづらい部分もあったと思いますが、少しでもプロレスとの距離が縮まれば嬉しいです♪

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