普段プロレスの試合とプロレス情報しか見れていない筆者ですが、久しぶりに“本”を読む時間を作りました。
毎日、通勤時間を利用しブログを作成、帰宅してもプロレスのない日はなるべく子供達と一緒に寝るよう心掛けていますが、時間を作ってでも読みたかったのが、KENTA初の自伝『足跡』。
先日のG1クライマックス後楽園大会で購入し、遂に読了しました。
実はプロレスラーの自伝を購入し読んだのは今回で2回目。
1回目に読破した自伝についての感想はいずれ書くとして、今回はどうしても皆さんに伝えたいことがあり記事にしました。
その伝えたいこととは…
『KENTA選手の自伝、マジ買った方がいい!』ってこと。
念の為に言いますが、新日本プロレスから宣伝をお願いされた訳でも、KENTA選手から賄賂を貰った訳でもありません。(そもそも直接話したこともないですし)
この本を読みさらに親近感が湧き、普段応援する選手の栄光と挫折を知り、今後プロレスを見る上で重要なバイブルになり得ると思い、『足跡』を紹介しようと思いました。
誤解の無いよう言いますが、今回の記事は本の宣伝ではありません。
あくまで『足跡』の紹介です。
お勧めはしますが、『足跡』購入を誘導する気はありません。
結果、KENTA初の自伝『足跡』を購入することになっても責任は負えないので気を付けてください。
※敬称略
冒頭の少年時代が“マジ面白い”
KENTA自伝の『足跡』ですが、全9章に分けられています。
1〜2章が少年時代、3〜7章が全日本プロレス、プロレスリング・ノア時代、8章がWWE時代、9章が新日本プロレス時代といった感じ。
少しでも早くレスラーのKENTAに触れたかったので、少年時代の約40ページは後で読もうかと思っていました。
それでも重要なことが書かれているかもしれないと思い読んだら、一番面白かったのが少年時代の記述です。
面白いという意味は、読みながら笑ってしまうという意味。
仕事場のお昼休みに読んでいた筆者は、男性の裸体の表紙の本を持ってニヤけていたので、さぞ気持ち悪かったことでしょう。
内容に付いては割愛しますが、是非皆さんも様々な場所でニヤけてください。
これから読みます!
(ちゃんと購入しました✨)ぴおんに遊びにきてください🖤#KENTA自伝#三谷紬 https://t.co/4Dp17Nk0Qn pic.twitter.com/NhCxVLLJU8
— 新日ちゃんぴおん。【テレビ朝日公式】 (@shinnichichan5) July 29, 2022
丸藤正道と小橋健太と時々秋山準
KENTAを語る上で最も重要だろう時代が全日本とNOAHであり、私の知らないKENTAでした。
実はKENTAとは1つ違いで、年齢で言えばKENTAが後輩にあたります。
勿論、友達でも知り合いでもないので先輩後輩なんて間柄でもなんでもありませんが、新日本に登場してからずっと親近感が湧いていました。
それはユーモアのある表現だったり、SNSのネタが同世代だったり、棒との壮大なラブストーリーに萌えたり…
練習生時代、寮にいた先輩が丸藤正道であり、丸藤のことをKENTAは『人の姿をした悪魔』と語っています。
なぜ悪魔なのかは『足跡』を読めば納得だが、丸藤への反骨精神があったからこそKENTAがNOAHトップの地位に辿り着いたと言えるのでしょう。
寮でのエピソードは丸藤の意外な一面を知ることができます。
まあ、優しい言い方でいうと“悪戯っ子”ですね。
一方で秋山準のエピソードはまるで知らなかったので驚きました。
詳しくは書かれていませんが、本誌では『丸藤=丸藤さん』ですが、『秋山=秋山氏』と読んでいます。
先輩に対して『さん』ではなく、どこか距離の『氏』を使っているのは秋山準に対してだけ。
丸藤に対しては悪魔のようなエピソードはあるものの、先輩・ライバルとして尊敬しています。
一方で秋山には理不尽に怒られ、プロレスに絶望したとまで書かれていました。
恐らく、プロレスに対する価値観が全く違うのでしょう。
今後、秋山とリングの上で交わるようなことがあれば要注目です。
KENTAを語る上で最も重要なのが、小橋健太との師弟関係。
あの厳しさを耐え抜いたから、まだプロレスを続けているんだろうなと実感してしまいます。
NOAH時代何度も大怪我をしたKENTA。
右ヒザ前十字靭帯断裂、左ヒザ前十字靭帯断裂で長期欠場していたエピソードがありました。
WWE時代も新日本に入ってからも大怪我を経験しているKENTAですが、怪我を理由に引退していても不思議ではありません。
小橋健太がKENTAを厳しく育て上げたからこそ、諦めず愚直に闘うことを辞めないんだと思います。
アメリカROH遠征で衝撃を受け、世界に挑戦したくなったKENTA。
当時NOAHの中心選手だったものの、挑戦する道を選んだKENTAに対し、ファンは温かく送り出してくれたと語っています。
恩しかないNOAHに対し、WWE退団後なぜ新日本で闘うことを選んだのかは、本誌を読めば分かるでしょう。
恐らく、今でもNOAHへの恩返しの気持ちは持っているはずです。
実はKENTA初の自伝『足跡』の紹介記事をアップさせた本日8月5日は、NOAHの旗揚げ記念日でもあります。
旗揚げ記念日である本日のNOAH後楽園ホール大会では、欠場中だった丸藤正道の復帰戦も組まれました。
旗揚げ記念日に行われる大会ということで、S席で6,000円、A席で5,000円と非常にお得な料金設定となっています。
明日の後楽園は
【旗揚げ記念復刻キャンペーン価格】旗揚げ当時のチケット価格でいつもよりお求めやすいです。
旗揚げから22年経った今のNOAHを
1人でも多くの方に会場で観てほしい、感じてほしいです
明日の18:30後楽園ホールでお待ちしてます!https://t.co/fB7idEA6up#noah_ghc #ノアチケ pic.twitter.com/J12irqs3LY
— 原田大輔 DAISUKE HARADA (@noah_harada) August 4, 2022
KENTA自伝の紹介ですが、本日は時間がなくここまでとなります。
紹介したいエピソードは沢山ありますが、続きは別途記事にする予定です。
ここで一つ朗報を伝えたいと思います。
それはKENTAの自伝『足跡』がAmazonでも楽天でも在庫があるということ。
以上がKENTA自伝『足跡』の紹介になります。
残りのWWE篇、新日本プロレス篇の紹介まで辿り着けませんでしたが、続きは後日記事にする予定です。
プロレスラーの自伝を読むのは今回で2回目となりましたが、知らないエピソードや秘めた想いなど知ることができるのは自伝ならではでしょう。
もしKENTAというプロレスラーが嫌いな方でも、この本を読めば評価が一変するかもしれません。
それだけ小林健太という人間を知ることができる本なのでお勧めです。