皆さんはジョシュ・クレインというプロレスラーをご存知でしょうか。
最近、X(旧Twitter)に日本語で『NJPWに入ることが夢』とポストしているレスラーです。
Xのタイムラインで見かけ、気になっていた方もいるでしょう。
2年という長い年月を経て、私は地元プロモートのヘビー級チャンピオンになりました! 3つの王座を同時に保持しています。 ベルトの価値をできるだけ高めていきます。 目標はもっともっと高く。 DANGERロードを歩んでいきましょう! pic.twitter.com/UoZkPIXuUm
— Josh Crane ジョシュ・クレイン (@JCrane317) September 29, 2024
実はこのジョシュ・クレインから自身のストーリーを日本に広めたいと相談され、ここ1〜2週間の間、やり取りをしていました。
彼がどのようなレスラーで、どんな人生を歩み、誰に影響を受け、もし新日本に入ることができたらどうなりたいのか。
これは新日本プロレスに上がることを夢見る、ジョシュ・クレインの紹介記事です。
ジョシュ・クラインというプロレスラー
国籍:アメリカ 出身:インディアナ州インディアナポリス 年齢:29歳 レスラーデビュー:13歳 キャリア:16年 |
Xのポストで知っている方もいると思いますが、ジョシュは幼少期時代、薬物依存症の母親のボーイフレンドから虐待を受け、壮絶な子供時代を過ごしていました。
その時の心の支えがプロレスであり、日本のプロレスを見ることで辛いことを乗り越えることができたそうです。
プロレスラーとしてデビューしたのは13歳の時。
年齢的にレスラーとしての活動は許されなかったものの、マスクを被って活動してたといいます。
母親の代わりに2人の妹を育てるために、闘い続けました。
その結果、29歳にしてキャリア16年というレスラー人生を歩んでいます。
ジョシュのヒーローの1人は松永光弘であり、本人もデスマッチファイターとして活動していたことがあります。
2019年と2020年には、大日本プロレスに参戦するため日本で活動をしていました。
ジョシュが影響を受けたレスラーは他にも沢山います。
ジョシュ『NJPWには、つながりを感じているレスラーが数人います。まずはエル・デスペラードです。常に革新的なジュニアで、彼の試合はいつも私にインスピレーションを与えてくれました。マスク、スタイル、彼はとてもカリスマ性があります。 エル・デスペラードの試合を観ながら、体重を落として初めてジュニアクラスに行けるかもしれない、そうしたらNJPWに行けるかもしれない、と考えました。1年後、私は80ポンド落とし、人生で最高の体型になりました!ZSJも私にインスピレーションを与えてくれる人物の1人です。私は13歳の頃から彼を観てきました。彼を見て、イギリスのレスリングに夢中になりました』 |
他にも棚橋弘至、ケニー・オメガ、飯伏幸太、ジョン・モクスリー、ブライアン・ダニエルソンなど影響を受けたレスラーは沢山いるということです。
またジョシュは90年代の日本のプロレスが好きで、三沢光晴、小橋健太、秋山準もレジェンドレスラーとしてリスペクトしています。
最近で言えば新日本以外にDDTのクリス・ブルックスにもインスピレーションを受けていると語りました。
ジョシュ・クレインの夢
ジョシュの夢は日本で、新日本プロレスのリングで闘うことです。
子供の頃、虐待やホームレス生活に直面した時、日本のプロレスが彼を救いました。
残念ながら彼はまだそのチャンスを得ていません。
2人の妹を育てながら飛行機などの移動費を捻出することが難しいのが現実です。
勿論、新日本に対し何らかのアクションを行っていますが、多くのレスラーが新日本で闘うことを夢見る中、目に留まるのは難しいと言えます。
新日本の目に留まるのが難しいなら、ファンの目に留まることと思い始めたのが日本語でのSNSへのポストです。
そして私にメッセージを送ってくれました。
ジョシュの目標は新日本プロレスのリングに上がり、チャンピオンシップに挑戦することです。
肉体改造にも取り組み80ポンド(約36キロ)落とし、今がベスト体重と言います。
過酷な環境で暮らす人々に勇気と良い影響を与えるため、ジョシュ・クレインの挑戦は続きます。