今年一番の盛り上がりをみせたシリーズと言っても過言ではない、ジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)」。
残るはリーグ最終戦と優勝決定戦の2大会のみとなりました。
今大会、特に話題に上がったのは、数多く参戦した外国人レスラーと言えるでしょう。
初参戦となったアレックス・ゼインとエース・オースティンはSNSで日本の魅力を伝え、瞬く間にファンの心を掴みました。
おはよう pic.twitter.com/6I6yz4Ycln
— Alex Zayne – アレックス・ゼイン (@AlexZayneSauce) May 22, 2022
初出場のクラーク・コナーズ、フランシスコ・アキラ、ウィーラー・ユウタは持ち味を発揮し、久しぶりの参戦となったCMLLのティタンは華麗なルチャ殺法を披露。
11年振りの出場となったTJPは、老獪なテクニックで観客を魅了しました。
そんな新顔に負けじと実力を発揮したエル・ファンタズモとロビー・イーグルスは、優勝決定戦進出を射程圏内に捉えています。
久しぶりにBOSJらしい大会となったジュニアの祭典は、外国人レスラーが主役のシリーズだったとも言えるでしょう。
ドラゴン・リーの神ファンサ
大会終了後、BOSJロスに陥りそうな予感がしていますが、来年への期待も存在します。
2023年のBOSJは記念すべき30回大会です。
今年以上に豪華な大会になる可能性を秘めています。
新たな外国人レスラーは勿論、日本のファンに馴染みのあるレスラーも参加するかもしれません。
中でも最も参戦を期待しているレスラーはと聞かれたら、リュウ・リーことドラゴン・リーと答えるでしょう。
“濃密”3WAY戦を制したドラゴン・リーが、IWGPジュニア新王者に!
試合後のバックステージで、欠場中の髙橋ヒロムとの対戦を熱望!!
☆4.6MSG大会を新日本プロレスのスマホサイトで独占詳報中!https://t.co/wJr2W7mg99 #NJPW #ROH #G1SuperCard #MSG pic.twitter.com/luZLRrVc8e— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) April 7, 2019
高橋ヒロムとのライバルストーリーは勿論のこと、エル・デスペラードとの因縁も記憶に新しいです。
闘志剥き出しのファイトスタイルは、BOSJ全体のレベルを更に引き上げることでしょう。
何より日本人リスペクトと愛らしい笑顔は、新旧ファンを虜にするはずです。
多くのファンに愛されるドラゴン・リーですが、最近SNSにアップしたファンサービスが話題になっています。
応援に駆けつけただろう車椅子に乗る男性ファンに対し、被っていたマスクをその場で脱ぎ、その男性にプレゼントしたのです。
Lo bonito de la lucha libre ♥️🙏🏻 pic.twitter.com/ElZZOD2bF4
— Dragon Lee ドラゴンリー (@dragonlee95) May 29, 2022
マスクマンにとって何よりも大切なマスクを、多くのファンに囲まれた中でTシャツで顔を隠しながらマスクを脱ぎ、その場で男性に被せてあげました。
これを神ファンサと言わず、なんと言えば良いのでしょう。
言葉を並べれば美談ですが、実際真似しようと思っても簡単にできることではありません。
度々、日本を意識する発信をしてくれるドラゴン・リーの再来日はいつになるのか。
久しぶりに日本へ来てくれることを祈るばかりです。
願わくば次回のスーパージュニア参戦を期待しています。
— Dragon Lee ドラゴンリー (@dragonlee95) May 18, 2022