ドラゴン・リーの神々しいファンサービスに涙

ドラゴン・リー【撮影:koba】
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一番の盛り上がりをみせたシリーズと言っても過言ではない、ジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)」。

残るはリーグ最終戦と優勝決定戦の2大会のみとなりました。

今大会、特に話題に上がったのは、数多く参戦した外国人レスラーと言えるでしょう。

初参戦となったアレックス・ゼインとエース・オースティンはSNSで日本の魅力を伝え、瞬く間にファンの心を掴みました。

 

初出場のクラーク・コナーズ、フランシスコ・アキラ、ウィーラー・ユウタは持ち味を発揮し、久しぶりの参戦となったCMLLのティタンは華麗なルチャ殺法を披露。

11年振りの出場となったTJPは、老獪なテクニックで観客を魅了しました。

そんな新顔に負けじと実力を発揮したエル・ファンタズモとロビー・イーグルスは、優勝決定戦進出を射程圏内に捉えています。

久しぶりにBOSJらしい大会となったジュニアの祭典は、外国人レスラーが主役のシリーズだったとも言えるでしょう。

 

ドラゴン・リーの神ファンサ

 

大会終了後、BOSJロスに陥りそうな予感がしていますが、来年への期待も存在します。

2023年のBOSJは記念すべき30回大会です。

今年以上に豪華な大会になる可能性を秘めています。

新たな外国人レスラーは勿論、日本のファンに馴染みのあるレスラーも参加するかもしれません。

中でも最も参戦を期待しているレスラーはと聞かれたら、リュウ・リーことドラゴン・リーと答えるでしょう。

 

高橋ヒロムとのライバルストーリーは勿論のこと、エル・デスペラードとの因縁も記憶に新しいです。

闘志剥き出しのファイトスタイルは、BOSJ全体のレベルを更に引き上げることでしょう。

何より日本人リスペクトと愛らしい笑顔は、新旧ファンを虜にするはずです。

 

多くのファンに愛されるドラゴン・リーですが、最近SNSにアップしたファンサービスが話題になっています。

応援に駆けつけただろう車椅子に乗る男性ファンに対し、被っていたマスクをその場で脱ぎ、その男性にプレゼントしたのです。

 

マスクマンにとって何よりも大切なマスクを、多くのファンに囲まれた中でTシャツで顔を隠しながらマスクを脱ぎ、その場で男性に被せてあげました。

これを神ファンサと言わず、なんと言えば良いのでしょう。

言葉を並べれば美談ですが、実際真似しようと思っても簡単にできることではありません。

 

度々、日本を意識する発信をしてくれるドラゴン・リーの再来日はいつになるのか。

久しぶりに日本へ来てくれることを祈るばかりです。

願わくば次回のスーパージュニア参戦を期待しています。