G.o.DはEVIL派か?タマ・トンガがシャープシューターで勝利

タマ・トンガ【撮影:koba】
WORLD TAG LEAGUE




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WORLD TAG LEAGUE2020も公式戦2戦目が終わり、各チーム明暗を分けています。

開幕ダッシュに成功したのは、現IWGPタッグ王者のタイチ&ザック・セイバーJr.組とセコンドにディック東郷を従え狡猾に闘うEVIL&高橋裕二郎です。

 

対して開幕2連敗を喫してしまったのは、初戦で膝を負傷した棚橋弘至&トーア・ヘナーレ組とバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ組です。

初戦の試合後にグレート・オーカーンにパイプ椅子で膝を殴打された棚橋は、公式戦2戦目のタイチ&ザック戦では明らかに足を庇っているように感じました。

この日も膝を狙われた棚橋ですが、公式戦はまだ7試合も残っています。

あまり無理はして欲しくないと願うばかりですが、久しぶりに参戦しているヘナーレの為にもなんとか完走して欲しいと祈るばかりです。

 

一方、ファレ&チェーズ組に土を付けたのは、同じバレットクラブのG.o.Dの2人です。

注目の同門対決となりましたが、タマ・トンガの奇襲から始まる展開となります。

同じユニットの仲間だとしても手加減なく闘ったG.o.Dの2人は、優勝する為には仲間だろうと倒すことを宣言しました。

 

タマの言う通り手加減なしとなった同門対決ですが、1つ気になることがありました。

それは、タマ・トンガがシャープシューターを使ってチェーズからギブアップを奪ったこと。

シャープシューターとはサソリ固めであり、EVILが使うスコーピオン・デスロックと同じ技です

 

タマ・トンガは普段使わないシャープシューターをなぜ使ったのか?

次戦は後楽園ホール大会でEVIL&高橋裕二郎組と闘います。

EVILを挑発するために使ったのか、それともG.o.DはEVIL派とアピールするために使ったのか…

 

今秋のG1クライマックスでジェイ・ホワイトとEVILが、バックステージで舌戦を繰り返していました。

今シリーズ、ジェイはWTLに参加していないのでEVILとの初遭遇はお預けです。

その代わり次戦の後楽園ホールではEVILとG.o.Dが初遭遇を果たします。

タマ・トンガはEVILのバレットクラブ加入を歓迎しているのか、それとも拒絶しているのか、その真意が分かることになるでしょう。

 

かつてバレットクラブがOGメンバーとELITEに分かれるキッカケになったのは、2018年のサンフランシスコ大会でケニー・オメガを襲撃したタマ・トンガでした。

G.o.Dの2人がケニーやヤングバックスを急襲したのがキッカケです。

次戦のEVIL戦でタマがどんな行動に出るか分かりませんが、EVILの闘い方次第では決断を下すことでしょう。

優勝を目指すG.o.Dの2人がEVILのローブローにより敗戦するようなことがあれば、タマは黙っていることはないでしょう。

どこかのタイミングで行動に移す可能性は十分にあります。

 

決戦は11・19後楽園ホール大会。

EVILとG.o.Dの初遭遇に何が起きるのか、要注目です。

 

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