清宮海斗が武藤敬司から代名詞の3つの技を継承

清宮海斗【撮影:koba】
プロレスリング・ノア




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の三連休初日の16日は、プロレスの日と言えるほど豪華な興行が2つ行われました。

1つは新日本プロレスのG1クライマックス開幕。

3年振りの夏開催に戻ったヘビー級の祭典は、史上最多の28選手が国内外から集まる豪華な大会となりました。

 

もう一つはプロレスリング・ノア(以下NOAH)の日本武道館大会。

出し惜しみなくタイトルマッチが組まれたのは勿論のこと、武藤敬司引退ロードの第一弾として清宮海斗とのシングルマッチが組まれました。

過去3度シングルマッチを行い一度も武藤に勝てていなかった清宮。

それでもこの日は武藤ムーブを駆使し容赦なく弱点の膝を狙った清宮が、足4の字固めで武藤からギブアップを奪いました。

 

4度目の正直で武藤から勝利した清宮。

天才武藤敬司から多くのモノを学んであろう清宮が、今後どんなスーパースターに化けるのか、本日(7月17日)誕生日を迎えたNOAHの未来に期待が膨らむばかりです。

 

一方で引退ロード初戦で敗れた武藤ですが、バックステージで武藤を象徴する3つの技を清宮に継承させることを公言しました。

『よく堂々とあんなショッパイ技を使えるなと思ったよ。あんなキレのないドラゴンスクリューを。あれじゃ、神奈月のほうが上手いよ。

まあ、だけど色々勉強してたよ。技だから反復練習だからね、実践でどんどん使っていけば自分のものになると思うし。

ぶっちゃけ、あいつの弱点と言ったら、決め技がいまいちね、タイガースープレックスとちょっと飛び道具だけだから。そういう意味で寂しいからね。ぜひ俺に勝ったご褒美として、ドラゴンスクリュー、4の字、シャイニングウィザード、あいつに譲るよ。で、少しNOAHが儲かってきたら、俺もロイヤリティー取るよ。以上!』

 

ドラゴンスクリュー、シャイニングウィザード、足4の字固めは武藤敬司の代名詞と言える技です。

そのムーブを1つだけでなく3つも継承するというのは、それだけ清宮に期待する部分もあり今後のプロレス界を清宮に託したいというのとなのでしょう。

 

そんな清宮ですが、本日の一夜明け会見で本人から発表があるとのこと。

もしかしたら、更なる成長のため武者修行の旅に出たいということかもしれません。

 

2度目となる海外修行なのか、それとも国内の他の団体なのか…

N-1 VICTORY出場選手も発表となる注目の会見は、本日17時からNOAH公式YouTubeとABEMAで配信になります。