プロレスリング・ノアを退団する中嶋勝彦へ拳王が仰天プランを提案

中嶋勝彦、拳王【撮影:Koba】
プロレスリング・ノア




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ロレスリング・ノア(以下NOAH)ファンにとって非常に残念なニュースが舞い込みました。

それは団体の中心選手である中嶋勝彦の退団発表です。

https://twitter.com/noah_ghc/status/1706503898633302255

 

中嶋勝彦との契約は9月末をもって終了することになるとともに、10月にNOAHラストマッチとなる2試合が発表されました。

10月の2試合は所属外選手としてNOAHに参戦するということでしょう。

なんの前触れもない退団発表に、動揺を隠せないファンも多かったと思いますが、中嶋本人がSNSやメディアに対して退団の理由を語りました。

“悩み抜いた結果、自身を磨きレベルアップする為、会社に背中を押してもらい9月末で愛するNOAHを卒業する事にしました”

“15歳にデビューし今年で35歳。レスラー人生20年年目の節目に勝負したい”

 

中嶋『キャリア20年目、35歳という節目に“自分自身への挑戦”がしたくなった、ということです。

NOAH所属ということはNOAHに守られてきたわけで、何もなくした状態で自分自身で勝負してみようと。このダブルな節目の年に「どこまで俺は行けるのかな?」って、自分自身を試してみたくなった。

今後のことは具体的には決まってないけど、俺のわがままですよ。その話を会社にしたら、快く背中を押してくれた。俺の愛するNOAHですから、会社には感謝しかない』

引用:プロレス格闘技DX

 

レスラー人生の節目に、中嶋勝彦というレスラーがどこまで行けるか挑戦したくなったというのが退団の理由とのこと。

プロレスに限らず、一番脂が乗っている時期に挑戦したいと思い行動に起こすことは、至極当然のことです。

新しい挑戦がどの環境になるか今は考えられませんが、一つ言えるとしたら10月の新日本プロレスの両国国技館大会に登場する可能性は限りなく低いということ。

契約は9月末までですが、10月もNOAHでの試合が組まれています。

もしその状況で他団体に上がるとしたら、NOAHへの恩返しのためNOAH所属ラストマッチのアピールしか考えられませんが…

 

この中嶋の退団発表に全く何も知らなかったと語ったのは、NOAH所属選手の拳王です。

NOAHの発表後、そのニュースをLINEで知ったと語った拳王は、急遽生配信を敢行。

退団発表の驚きを口にした拳王は、中嶋ラストマッチとなるNOAH福岡大会で仰天プランを口にしました。

ーー『拳王選手はカードが決まっているから、タイトルマッチ決まっているから、中嶋選手とのラストマッチと絡むことはなくなりましたけど…』

拳王『まぁでも会場にはアイツいるってことだよね』

ーー『そうですね。いますね』

拳王『俺はGHCヘビー級をね、ジェイクから奪って、(中嶋を)挑戦者に指名してやろうかな。逆に。

それか俺が巻いてるところ見せつけて、アイツを違う道に行きたいなら行かすというのもあるよねそれぐらいやってやろうかなぁ。同じね、チームで闘ってきたし』

引用:拳王チャンネル

 

10・28福岡大会でジェイク・リーの持つGHCヘビー級王座に挑戦が決まっている拳王。

拳王はジェイクからGHCのベルトを奪取した際は、中嶋を次の挑戦者に指名するという仰天プランを提案しました。

仮にGHCのベルトを奪取し、拳王が本当に中嶋を指名するかどうかは分かりませんが、これも拳王なりの中嶋愛なのでしょう。

一方でNOAH所属選手としてのプライドと、NOAH舵取りの決意表明とも思える発言も残しています。

ーー『思い出は沢山あるから。そうですかぁ。今日はあまりにショッキングなニュースがありましたが、だから見れる人は観て欲しいですね。後楽園と福岡来れる方は是非』

拳王『別に中嶋がラストマッチだから観てじゃないよ、博多は。俺のタイトルマッチがあるから観てそのついでに中嶋ラストマッチということでいいじゃんね。俺がベルトを奪う。俺がチャンピオンになるところを会場で、博多まで来て、観に来てくれって。ついでに、「なんでか中嶋勝彦がNOAHラストマッチらしいよ」ぐらいの感覚で来てもらったらいいよ』

引用:拳王チャンネル

 

中嶋への愛とNOAHのプライドを語った拳王。

NOAHラストマッチとなる10.20後楽園ホール大会、10.28福岡大会は絶賛チケット発売中です。

また両大会ともABEMAで無料ライブ配信が決まっています。

残る2試合で拳王が中嶋との試合が組まれてない以上、中嶋と絡むにはGHCヘビー級王者になるしかないのかもしれません。