遂に発表となった、新日本プロレスの大会再開スケジュール。
ファンのみならず、多くのプロレス関係者も注目していたことでしょう。
【重要なお知らせ】
6月9日(火)昼12時~ 新日本プロレスワールド、新日本プロレス公式YouTube CHで『大会再開に関するオンライン会見』を配信!! https://t.co/kPp1gquCxt #njpw pic.twitter.com/Ss8wGOkDF8
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) June 5, 2020
他団体に比べ遅れを取った一歩となりましたが、インパクトのある大きな一歩となりました。
会見の内容について触れる前に、興行再開にあたり重要な情報がオープンになるかどうかまとめてみました。
①無観客試合はいつからどんな日程で開催されるのか
②出場メンバーと対戦カードの発表の有無
③すべてのレスラーの安否
④タイトルの防衛期限問題
⑤ライブ配信か収録マッチか
⑥有観客大会の再開スケジュール
⑦チケットはいつから販売されるのか
⑧選手及びスタッフが新型ウイルス発症時の対処法
既にDDTが6月からの有観客興行開催を発表し、プロレスリング・ノアも7月からの有観客開催を予定しています。
まずは無観客試合から始めるだろう新日本が、どんな大会再開予定を発表したのか。
以下はオンライン会見の内容になります。
菅林会長で始まった会見ですが先週から選手・スタッフの抗体検査を行い、やっと試合ができる準備が整ったとのこと。
無観客試合の開催は6月15日から始まり、全11大会の予定を発表しました。
これは約110日振りの大会再開です。
6月15日は「Together Project Special」と題して、今までのプロジェクトの集大成の大会を開催するそうです。
対戦カード及び出場選手は、試合開始19時からリングアナウンサーによって発表になります。
6月16日~7月3日までは「NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020」と題してニュージャパンカップ(以下NJP)が開催されます。
6・16NJC2020 1回戦 | ||
真壁刀義 | vs | 辻陽太 |
石井智宏 | vs | エル・デスペラード |
矢野通 | vs | 邪道 |
本間朋晃 | vs | 高橋ヒロム |
スペシャルマッチ1試合開催 |
6・17NJC2020 1回戦 | ||
オカダカズチカ | vs | 外道 |
永田裕志 | vs | 鈴木みのる |
上村優也 | vs | 金丸義信 |
ゲイブリエル・キッド | vs | 石森太二 |
スペシャルマッチ1試合開催 |
6・22NJC2020 1回戦 | ||
棚橋弘至 | vs | タイチ |
飯伏幸太 | vs | ザック・セイバーJr. |
田口隆祐 | vs | SANADA |
SHO | vs | 鷹木信悟 |
スペシャルマッチ1試合開催 |
6・23NJC2020 1回戦 | ||
天山広吉 | vs | YOSHI-HASHI |
YOH | vs | BUSHI |
小島聡 | vs | EVIL |
後藤洋央紀 | vs | 高橋裕二郎 |
スペシャルマッチ1試合開催 |
総勢32人のトーナメント組合せは、ご覧の通りになりました。
【なんと『NEW JAPAN CUP 2020』が劇的復活!】
今回はジュニア戦士が多数エントリー!
1回戦から“注目の顔合わせ”が続出!オカダvs外道! 石井vsデスペラード!
本間vsヒロム! 鷹木vs SHOも実現!(観客動員なし/放送・配信のみ)
☆詳細⇒https://t.co/3wuYQ8b7MJ#njcup #njpwworld pic.twitter.com/nj7TvuVeqb
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) June 9, 2020
2回戦は6月24日(水)と7月1日(水)、共に4試合づつとスペシャルマッチ1試合の開催。
7月2日(木)に準々決勝4試合とスペシャルマッチ1試合が開催。
7月3日(金)に準決勝2試合とスペシャルマッチ1試合が開催となります。
ここまでは無観客試合での開催です。
そして、NJC決勝戦の舞台はなんと…
7・11大阪城ホール
翌日も大阪城ホール大会を開催し、なんと二冠戦が行われると発表されました。
「二冠王者の内藤哲也 vs NJC2020優勝者」
今大会は6・14大阪城ホール大会の延期分として開催され、通常の3分の1程度の有観客興行を開催するということです。
ここで一つ残念なお知らせ。
7月に予定していた北海道シリーズはすべて中止と発表されました。
7月13日以降の予定は、今後の情勢を考慮して発表されるとのことです。
また、来場する際のコロナ対策については新日本プロレスの公式HPにてアナウンスがあるということなので、大阪城ホール大会2連戦に参加予定の方は事前のチェックをお願いします。
残念ながら外国人選手の出場は殆どありませんでした。
今の状況を考えれば妥当でしょう。
今回のNJCにエントリーされなかった選手達は、ご覧の通りです。
【新日本プロレス本隊】
ジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレー、トーア・ヘナーレ、タイガー・マスク
【CHAOS】
ウィル・オスプレイ 、マイキー・ニコルス、ロッキー・ロメロ、ロビー・イーグルス
【鈴木軍】
DOUKI
【BULLET CLUB】
エル・ファンタズモ、KENTA、ジェイ ・ホワイト、タマ・トンガ、タンガ・ロア、チェーズ・オーエンズ、バッドラック・ファレ、ヒクレオ
【ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン】
内藤哲也
【LA DOJO】
アレックス・コグリン、カール・フレドリックス、クラーク・コナーズ
予想外のNJC開催となり、ジュニアヘビー級とヘビー級混合のトーナメントとなり、想像の斜め上を行く発表となりました。
色々と知りたい情報はありましたが、今は情報が多すぎて整理するのでいっぱいな状態です。
遂に新日本プロレスの無観客試合・有観客興行が動き出します。
どんな試合になるのか、どんな会場で行われるのか楽しみは尽きません。
当面、今まで通りの通常興行はできないかも知れませんが、今後の新日本プロレスの反撃に期待で胸が膨らむばかりです。