エル・デスペラードがストロングスタイルに加入するリスクの“理由”を明かす

SHO、エル・デスペラード【撮影:Koba】
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の大阪大会でSHOからマスクマンの命であるマスクを取り返せたものの、IWGPジュニアのベルトを奪われたエル・デスペラード。

デスペラードはタイトルマッチを行う代わりに、“負けたらSTRONG STYLE加入”という条件を突きつけました。

デスペラード『言ったよな、オマエにはかけるリスクが必要だって。マスクは俺の手元に返ってきた。そのベルトだってな、どうせ俺の手元に返ってくるんだ!オマエが払うリスクは、オマエが負けたらSTRONG STYLEに入ることだ!(場内どよめき&拍手)。

オマエがいまのまんまじゃな、カネの取れるレスラーになれねえからよ!(場内拍手&歓声)毎日のかたいメロンパン、買ってこいよ!俺のパシリだ、テメーは!』

引用:新日本プロレス

 

SHOが払うリスクとしてストロングスタイルに入ることをタイトルマッチを行う条件としたデスペラードですが、同ユニットに入ることがなぜ“リスク”になるのかは語っていませんでした

当然SHOが負けたらハウス・オブ・トーチャーから脱退するリスクはありますが、ストロングスタイルに入ることが不利益なのかは分かりません。

SHO自身も『そんなもん、何のリスクにもならねえ!どうせ勝つのは俺だからよ、オイ!』とリスクはないと豪語。

結局、この時点でリスクの中身を知ることはできませんでした。

 

この大会の解説席に入ったデスペラードは「NJPWWORLD NOW!」に登場すると、なぜSHOがストロングスタイルに加入することがリスクになるのか、その理由を説明してくれています。

デスペラード『あれはですね、なぜストロングスタイルに入ることが彼にとってリスクになるかっていうと。ここで明かすことなんですけど。彼(SHO)、僕と鈴木さんが練習してるところに「僕も教えてください」って来たことあんすよ

ミラノ『ハウス・オブ・トーチャー入る前?』

デスペラード『勿論。全然前です』

ミラノ『昔、ヤングライオンとか?』

デスペラード『1日で逃げたんすよ

ミラノ『おおっと』

デスペラード『これ“ふかし”でもなんでもなくて。次の日から来なくなったんすよ。だから、それが彼にとってのリスクというか、入んなきゃいけないって言う。

ストロングスタイルに入ることがペナルティになる訳ないじゃん。アイツが僕と鈴木さんがいるところにもう一度来なきゃいけないっことが、彼にとってのリスクなんです

ミラノ『じゃあ、あの時のSHO選手が抱えるトラウマじゃないですけど、何かそういうのを…』

デスペラード『お前バックれたろ?毎回イチからやれってだけです』

ミラノ『いやいやいや、そういうことも含めて今後どうなるのか札幌の試合がですね、会社の発表を待ちたいと思います』

引用:NJPWWORLD NOW!

 

SHOがどの時代にデスペラードと鈴木みのるの練習に参加したのかは分かりません。

2人はそれこそデスペラードがデビュー1、2年目の時から一緒に練習をしています。

SHOのCHAOS時代かも知れませんし、ヤングライオンの時かもしれません。

いずれにしても2人の練習のキツさに、1日で継続を諦めたということでしょう。

 

SHO自身、リスクは無いと豪語しましたが、ストロングスタイルに加入することになれば、デスペラードと鈴木みのると常に一緒に練習するというリスクが待っています。

仮に札幌対大会でこの条件が決定し、SHOが敗北するようなことがあれば、今年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)までみっちりシゴかれることになるでしょう。

結果、SHO更生プログラムになり、BOSJの台風の目となることは間違いありません。

果たして、タイトルマッチに変更と「SHO敗北でストロングスタイル加入」のルールが追加されるのか…