4・8両国国技館大会で実現したユニットの垣根を越えた6人タッグマッチ。
YOHとエル・デスペラードがタッグを組むことも、鈴木みのると矢野通とグレート・オーカーンがタッグを組むことも、普段のシリーズなら絶対あり得ません。
この試合が組まれた背景としては、バラバラ大選挙で「新日ちゃんぴおん。」で1位を取った記念に、新日本の大張社長が三谷アナに両国大会の1試合のプロデュースを依頼をしていたのが発端。
結果、豪華なスペシャル6人タッグが実現しました。
ビッグマッチの1試合をプロデュースした三谷アナですが、両国大会の後、バックステージで選手からの独自のコメントも入手しています。
新日本公式サイトのコメントは別のコメントです。
そして、そのコメントが公開されました。
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⇒https://t.co/GKxQu52dNa4月8日 #njSG 両国国技館大会で行われたグランプリ獲得記念特別試合の裏側を全部見せます!#三谷アナ… pic.twitter.com/pnnPJj8LNZ
— njpwworld (@njpwworld) April 28, 2023
#新日ちゃんぴおん!グランプリ特別試合の裏側 完全版が配信されました😊
バックステージコメントの未公開シーンも‼️
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オーカーン『余を立たせられないヤツはいらねぇんだよ。試み自体は面白いなと思ったよ。 今の新日本はユニットが単純に多過ぎる。だからよぉ、対戦カードの自由がないよな。そりゃ、三谷がそう思うのもしょうがないと思うよ。コイツとコイツ闘ったら面白そう。だけど同じチームだったりとか、人数の関係で組めなかったりとかあるからな。 だから、こういうの(ユニットの垣根を越えた試合)があるか、そろそろユニット対ユニットで全滅を賭けて闘うのもいいんじゃないか。大戦争やってやるよ。まあ、勝つのはユナイテッド・エンパイアに決まってるがな』 引用:「新日ちゃんぴおん!」 |
公式サイトでも語っていたオーカーンのユニット対抗戦ですが、三谷アナとのやり取りでは『ユニットの全滅を賭けて闘う』という「敗者ユニット解散マッチ」を提言していることが分かりました。
実は4・29鹿児島大会でもオーカーンは同様のコメントを残しています。
他のユニットを潰すと宣戦布告しました。
オーカーン『TMDK、潰すぞ、オイ!無駄にあるユニット、一つずつ潰すぞ、オイ!それも余なりの革命だ。 新世代で世代交代?パラダイムシフト?テメェらはそれだけを狙っとけ。こちとらな、 連合帝国!一個のユニットを率いてるんだよ。 それだけのテメェらとはな、 格が、レベルが…いや違う、 次元が違えんだよ、 この野郎! たくさんあるユニットを崩壊させて、 連合帝国にまとめて、さらに連合帝国をデカくして、そこまでやらなきゃ革命じゃねえだろ?テメェらが焦って燻ってんのはよ〜く分かるよ。 それでもな、 まだまだ足りねえもんがたくさんあるよ』 引用:新日本プロレス |
オーカーンの言う通り、今の新日本は近年で最大規模のユニット数を有しています。
日本を主戦場にするユニットだけでもご覧の通りのラインナップです。
・新日本隊(GBH、GoD含む) ・CHAOS ・ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン ・ユナイテッド・エンパイア ・バレットクラブ ・ハウス・オブ・トーチャー(バレットクラブ) ・Just 5 Guys ・ストロングスタイル ・TMDK |
ユニットが多いことはメリットもあればデメリットもあります。
昨年は鈴木軍の解散がありましたが、オーカーンが望むものはユニットの全滅を賭けた対抗戦。
先日、ジェイ・ホワイトが「敗者新日本追放マッチ」を行いましたが、オーカーンの発言が実現することになれば「敗者ユニット解散マッチ」となるでしょう。
海外を主戦場にするユニットも頭数に入れれば、さらにユニット数は増えます。
果たして、ユニット全面対抗戦が「敗者ユニット解散マッチ」に発展することはあるのか…
ジェイが新日本を追放され主戦場をAEWに移していることを考えると、決して無いとは言い切れません。