無観客興行さえ中止になった地域密着プロレス団体を支援する方法

雑感




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ロレスで愛媛を元気にしたいという想いで旗揚げされた、四国初のプロレス団体「愛媛プロレス」

県内在住のアマチュアプロレスラーによって構成される愛媛プロレスは、地域密着化に成功している数少ないプロレス団体です。

「四国初のご当地プロレス団体」として愛媛のニュースを全国に発信し、県が自然災害で被災した際はボランティア活動にも従事し地域貢献に尽くしてきたそうです。

 

その活動が県にも評価され、愛媛プロレスのエリー・ザ・エヒメ代表は伊予観光大使(愛称・いよかん大使)にも就任されました。

プロレスを知らずに立ち上げたというエリー代表は、同団体に詳しいファンによると新日本のメイ社長、DDTの高木にも劣らない敏腕経営者とのことです

地元住民たちにも愛されているプロレス団体として、今後もその活躍が期待されていることでしょう。

 

恐らく、団体名を聞いたことあるプロレスファンも多いと思います。

しかし、どんな選手がいるかは私も知りませんでした。

今年、全日本プロレスに3か月限定で参戦していたライジングHAYATOですが、実は愛媛プロレスの中心選手です。

 

そんな愛媛プロレスが窮地に陥っています

設立5年目を迎え、4月12日に史上初1200人規模のビックマッチを企画していた愛媛プロレス。

 

スーパーシート、プレミア席は早期完売。

他の席も合わせて500枚以上売れていたそうです。

 

しかし、新型コロナウイルス感染防止のための政府からのイベント自粛要請を受け、3月20日に有観客試合を断念

その代わり1ヶ月のクラウドファンディングを実施し、資金を調達できたら無観客興行でのLIVE配信することを決定

200人以上の支援者により目標としていた250万円を突破

あとは無観客試合開催日まで数日を待つのみでしたが…

 

4月7日、政府の緊急事態宣言を受け無観客試合開催の開催延期を発表しました

今回のビッグマッチは、首都圏方面から選手を招待することを踏まえての判断だったそうです。

クラウドファンディングで集めたお金はリターンのキャンセルを受け付けましたが、返金希望者は殆ど現れなかったとのことで多くのファンが愛媛プロレスを助けたい気持ちがあったのでしょう。

支援で得た資金は次回ビックマッチの為に使うとのことですが、当面は通常興行が行えません

 

ローカル独自コンテンツを確立させ、県のイベント販促費を内需に転換させることに成功した愛媛プロレス。

プロレスというイベントを地元企業に売り、観客には無料で試合を提供する仕組みを確立させた愛媛プロレスは、新しいプロレス事業のパイオニアとも言えるでしょう

地元への貢献、地域活性化、県民への無料イベント提供等、愛媛県にとって愛媛プロレスはなくてはならない存在になったんだと思います。

もっと愛媛プロレスについて知りたい方は、是非こちらをご覧ください。

 

愛媛プロレスの主な収益が無料プロレスイベントを県内企業に買ってもらうことなら、イベントを行えない今は完全休業状態と言えます。

では、地域密着プロレス団体として成功した愛媛プロレスを支援する手立てはないのでしょうか?

 

ひとつ、簡単に支援する方法を見つけました!

それは…

愛媛プロレス公式YouTubeチャンネルに登録すること

 

 

今現在、公式チャンネルの登録者数576人(2020年4月12日 AM9:00現在)。

Youtubeで収益を上げるにはチャンネル登録者数を1000人以上、年間再生数を4000時間以上という条件をクリアしなければなりません。

コンテンツの充実は団体側が積極的に行わなければなりませんが、登録者数1000人突破はこの記事を読んでくれた方が登録してくれれば実現可能な数字です

 

今後、愛媛プロレスがYouTube配信に力を入れるか分かりませんが、私が思い付く支援はこのぐらいしかありません。

しかし、誰もが簡単にできる支援でもあります。

今夜、21時にエリー代表やライジングHAYATOがTwitterでライブ配信を行うそうです。

気になる方はこちらもご覧ください。

 

地域活性化と地元支援をプロレス事業で成功された事例は、愛媛プロレスを知らないプロレスファンにとって誇らしいことだと思います。

いつか愛媛プロレスを見てみたいと思いますし、何か力になれればと思い今回記事に書かせていただきました。

苦しい時期をみんなで乗り越え、近い将来プロレスを思う存分楽しめる日が来ることを待ちたいと思います。