オスプレイは1、2月の新春黄金シリーズを欠場か

ウィル・オスプレイ【撮影:koba】
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の年内最後の後楽園ホール大会で、鷹木信悟とオカダカズチカにビデオメッセージを送ったウィル・オスプレイ。

既に日本にいることを明かし、真の王者は自分だとアピールしました。

『みんな寂しかったかな? 会いたかったぜ、ようやく日本に帰ってこれたぜ! じつにいい気分だ! 最高だ! シンゴとオカダはどうだい? 1月5日、二人の仕上がりは万全か? 1月4日にシンゴとオカダは戦うわけだ。あの“暫定王座”のために。そして“真の王者”である俺と戦うために。
俺はケガを克服し、世界各地で戦い続け、強豪相手に勝ち続けてきた。フォール負けもタップアウトもしてないぜ! 俺は常にこのエンブレムを意識してきた。ファンにとってこれはただのロゴだろうな。かわいいライオンちゃんマーク。だが、俺にとって
これは“預言書”だ。この50年間、新日本プロレスはずっとこのライオンを探し続けてきた。そして、そのライオンはここにいるこの俺だ! 俺はついに『WRESTLE KINGDOM』のメインに立つ。シンゴだろうが、オカダだろうが、どうでもいい。俺を止めるヤツなんていない。これは俺の運命だ! 二人はせいぜい、がんばってくれよ。世界中の誰もが知る、IWGP世界ヘビー級王者はただ一人。その名前はウィル・オスプレイだ』

引用:新日本プロレス

 

レッスルキングダム東京ドーム大会では、1月4日に闘う鷹木とオカダの勝者に、翌日オスプレイが挑むという形になります。

そして、1月5日にIWGP世界ヘビー級王座を戴冠した選手が、次期シリーズで中心となって闘うことでしょう。

 

しかし、オスプレイの予定を調べると1月20日からの「新春黄金シリーズ」参戦は難しそうです

1月22日にWarrior Wrestlingに王者として参加するオスプレイは、この時点で大会が開催されるアメリカにいる必要があります。

 

また、1月29日にはロンドンで行われるレボリューション・プロレスリング(以下RPW)でマイケル・オクと闘うことが決まっているので、すぐには日本に帰って来れません。

 

「新春黄金シリーズ」の大阪大会は出場不可

 

1月20日から始まる新春黄金シリーズは、2月13日にエディオンアリーナ大阪で、19日、20日に北海きたえーるでビッグマッチが行われます。

今分かっているオスプレイの予定は1月29日のロンドン大会までですが、英国からの入国ではエディオンアリーナ大会には出場できません

今現在(2022年1月1日)、英国からの入国は検疫所が確保する宿泊施設で6日間待機する必要があり、さらに入国後14日間は自宅等で待機する必要があります。

 

14日間の自主隔離だけではなく、その内6日間は指定の宿泊施設に隔離されるという状況で、選手の負担も大きい状況です。

1度ならなら我慢できても、短期間に何度もできることではありません

 

最低限エディオンアリーナ大阪大会までの新春黄金シリーズ出場はギリギリ不可能であり、北海きたえーる大会もあまり余裕がない状況です。

日程的に3月1日の旗揚げ記念日大会までは余裕がありますが、新春黄金シリーズは全戦不参加の可能性もあるでしょう。

その場合は1・5東京ドーム大会のメインイベントで鷹木かオカダを倒したとしても、北海道で行われるビッグマッチでIWGP世界ヘビー級選手権は行われないことになります。

 

新春黄金シリーズが始まる前に渡米するオスプレイは、3月の旗揚げ記念日大会まで来日しないのか。

もしオスプレイが1・5東京ドーム大会で勝利した場合、当面日本ではタイトルマッチを行わないのか…

世界的に感染が拡大している状態で、まだまだ簡単に行き来できる状況ではないでしょう。

オスプレイの新シリーズ不参加が、国内興行に影響を及ぼさないことを祈るばかりです。