ジェイ・ホワイトが旧友シェリーと握手を拒んだ理由

ジェイ・ホワイト【撮影:koba】
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ンパクト・レスリングのPPV大「SACRIFICE」で、アレックス・シェリーと対戦したジェイ・ホワイト。

かつて1年半ほど一緒に暮らし、旧友対決となった注目のシングルマッチは、NJPW WORLDでも配信が開始されました。

 

2〜3年前のインタビューで、ジェイに誘われたらバレットクラブ入りするだろうと語っていたアレックス・シェリー。

試合後、シェリーから手を差し出すも、ジェイは意味深な表情で握手を拒否し配信は終了しています。

 

久しぶりの再会に様々な想いがあっただろうジェイですが、バックステージでは旧友が差し出した握手を拒んだ理由を説明しました。

『検索と破壊か…当時はモーターシティ・マシンガンズと並んで、シェリーとクリス・セイビンという“武器”が選ばれていた時代だった。俺たちは戻る……俺たちは戻る……お前は俺を送り込んだ……なぜお前は俺を尊敬しないんだ、とアレックスは言ったんだ。俺がお前を尊敬していると思ったら大間違いだ。

多くの人の目にはいろいろなものに映るかもしれないが、人がどう思おうと、俺はそうではないことを知っている。俺は自分が嘘つきでないことを知っているし、アレックス・シェリー、お前に敬意を表すこともない。

最も偉大で最高のスイッチブレードを尊敬すべきだ。マディソン・スクエア・ガーデンをたった1人で完売し、唯一無二のグランドスラムチャンピオンだ。

カタルシスなプロレスをする姿勢には敬意を表する。しかしそれは大した問題ではない。お前が持つ影響力は、遠くまで及んでいることは知っているし、アレックス・シェリーはプロレス界から尊敬されている。そしてもっと重要なのはお前がお前自身を尊敬している。でもな…

だからと言ってお前が俺と同じレベルであるとは言えないし、お前と握手することになんも意味を持たないんだ。お前にとって個人的なことでも、俺にとってはビジネスでしかない。お前を倒したからビジネスは終わりだ。もうリング上で時間を無駄にする必要はないし、俺は自分より下の人間と握手する必要もないんだ。

プロレスカタルシスの申し子であるアレックス・シェリーとの初対戦から7年以上経っていた。しかし、今日、お前は「SACRIFICE」でスイッチブレードと共に呼吸をすることでき、どんなものか知ることができた。なぜならばアレックス・シェリーは古い友人だからだ。お前はとても誇りに思うだろう。まだまだ俺の時代は続く』

 

旧友、そして時代を築いたアレックス・シェリーとの対戦を終えたジェイは、同じ時代を築いたパートナーであるクリス・セイビンと闘うことが決定しました。

 

新時代のnWoを目指すと豪語するジェイは、今後どんな一手を打つのか。

ジェイのバレットクラブ再構築は、まだまだ始まったばかりです。