スターダムの創立者であるロッシー小川氏の契約解除は、女子プロレス界に激震が走りました。
いや、プロレス界全体に衝撃を与えたと言っても過言ではないでしょう。
スターダムは公式サイトでロッシー小川氏の契約解除の理由を下記のようにアナウンスしました。
このたび、株式会社ブシロードファイトは、ロッシー小川氏との業務委託契約を、2024年2月4日付けで解除いたしましたことをご報告いたします。
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— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) February 5, 2024
このたび、株式会社ブシロードファイト(以下「当社」といいます。)は、ロッシー小川氏との業務委託契約(以下「本契約」といいます。)を、2024年2月4日付けで解除いたしましたことをご報告いたします。 当社は、2019年より、スターダムの創立者であるロッシー小川氏と本契約を締結し、同氏をエグゼクティブプロデューサーとして迎え、スターダムに関する業務を委託して参りました。しかしながら、この度、同氏による多数のスターダム所属選手・スタッフに対する引抜き行為があったことを覚知し、本契約を解除するはこびとなりましたので、ご報告いたします。 引用:スターダム公式ホームページ |
この引き抜き行為の表現に、多くのプロレスファンは困惑したことでしょう。
ロッシー氏はスターダムと業務委託契約を結んでおり、他の団体と契約しているなんて話しは出たことありません。
一部ファンからはWWEへの移籍の斡旋、や新団体設立のための引き抜きなのではなどの発言も目にします。
この曖昧な表現で困惑するファンに対し、スターダムの現代表である岡田社長はロッシー氏と契約解除に至った経緯をご覧のように説明しています。
岡田社長は「12月頃に小川さんが引き抜きをしているという情報を耳にし始めた。口頭で『そういうこと(引き抜き)をやっているなら、やめてください』『今後も一緒にやっていきたいです』という話はずっとしていましたが、その後も継続して引き抜き行為をしていることが確認できたので、このような措置を取りました」と説明した。 かねて小川氏からは退団の意向を示され、何度も説得するも小川氏の意志が固かったという。当初は3月ごろをメドに退団することを前提に対応。その後、多くの選手から小川氏の退団について問い合わせや相談を受けていた。 1月21日の高田馬場大会では選手、スタッフ、社員に小川氏が3月で退団すると説明。しかし、その後も小川氏の引き抜き行為が続いたことから、企業としてことの深刻さを考慮して決断したという。 引用:東スポWEB |
さらに何名かの選手から退団の意向表明や、『退団するか悩んでいる』という相談を受けたことを明かした小川社長。
一方で、海外メディアはロッシー氏の忠誠心から契約満了の3月に複数のレスラーがスターダムを去る見込みだと報じました。
合わせて岩谷麻優だけが長期契約を結んでおり、残留が決定している唯一の選手とも報じています。
海外メディアによるとスターダムと選手と契約更新は3月とのこと。
この情報が正しければ、残り2ヶ月で複数選手が退団するかどうか分かることになります。