ウィル・オスプレイにとって新日本プロレスラストマッチは、残念ながら勝利を飾ることはできませんでした。
それでも仲間たちとユナイテッド・エンパイアを守るため全力で闘い犠牲となった敗北とも言えるでしょう。
なんと64分超え!破天荒すぎる“超大乱戦”を制したのは、BC WAR DOGS!
試合後、敗れたオスプレイが「俺は帰ってくる!」と誓いのマイク……!!
2.11大阪大会結果
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5対5で行われたバレットクラブWAR DOGSとの金網マッチですが、エンパイア全員が参加できたわけではありません。
エンパイアの初期メンバーであるグレート・オーカーンは、金網マッチにエントリーされていなかったため、サポート役として外道を排除するという黒子役に徹していました。
そのオーカーンが自分の試合の後、オスプレイと共に闘った3年半について本音を漏らしています。
オーカーン『まあ、いい機会だ、3年半近く……だな、黙ってたんだから、1回ぐらい本音を語ろうか。まあ実は、おめえと組むの、すげえ怖かったんだよ。だって、実際、試合もしたことねえし、あん時まだ、ほぼほぼしゃべったこともなかったろ?でよ、おめえみてえなすげえレスラーと組んで、まあ自分が、なんだろな、輝けるってか、目立てるってか、そもそもついていけるかとか、まあそりゃすげえ心配だったよ。 まあでも……そんなに弱気なところを見せたくはねえからさ、だからチームの名前はどうしようかとか、チームカラーはどうしようかとか、どんなチームにしていこうかとか、なんかオマエがすげえこだわりなんか話してくれた時に、余も負けじど“いや、こうしよう”とか、UNITEDEMPIREって名前も結局、余がつけたし、いろいろ、ああだ、ああでもねえ、こうでもねえ言い合ったな。だからよ、「リーダーがオマエならイヤだ。平等だ。同盟って関係だったらいいよ」って。それをオマエ、潔く受け入れてくれたよな。まあそういうとっからよ、こいつ、やっぱ男らしいなっつうか、格が……なんだろな、一流のレスラーなんだなって、さらに思ったよ。 で、チーム作って、初めての活動、それは余とオカダの抗争だった。そん時もよ、おめえよ、ほんとは自分だって目立ちたいはずなのに、すげえ余のことを立たしてくれたよな。余を中心に、前に前に、すげえ押してくれたよな。あん時言った言葉もよく覚えてるよ。そう、あん時に、「To FANではなく、To INでいろ」って。この言葉、まあどっかで、誰かさんから教わったんだけど、この言葉の意味をすげえ、その時、真に理解したと実感した。To FANではない。つまりフアンに向けてではなく、TO IN、INSIDE、仲間に向かって仕事しろって。そうすれば、ファンから嫌われても、落ちこぼれても、仲間が絶対チャンスをくれるからって。 だからオスプレイのこともすげえ支えたし、UNITE EMPIREのこともすげえ支えた。この3年半、しっかりやり遂げた!自信がある。それが結局、遠回りになのか、近道だったのか、今わかんないし、たぶん一生わからないと思うんだけど、わかんなくていいや。それでも、得るもんはあったよ。でもチャットをしててさ、EMPIREのチャット欄があって、チャットして、余がなんかこう、こうしよう、ああしょう、ああするぞっつった時によ、オスプレイがよ、「サンキュー、ボス」って。「サンキュー、ボス」って言ったの、オマエぐらいじゃなかったかな?ほかいたかな? ……まあ、オマエだけってことにしとこか。オマエだけが「サンキュー、ボス」って言ったし……。あと、試合終わったあととかさ、「あの動き、すげえよかったよ」とか、「あの技、すげえ好きなんだ」とか、言ってくれたりとか、なんかオマエに認められたのが、すげえうれしかったよ。なんかラジオでも、リーダー作ってねえって言ったけど、どっかのラジオでオマエ、「もしEMPIREにリーダーがいるとしたら、それはオレじゃなくてオーカーンだ」っつったろ?ああいうのもなあ、オマエに1回も言ったことなかったけど、まあ聞いてたし、実はすげえうれしかったよ。 まあ、演説が好きでダラダラしゃべっちまったが、まあ話をUNITED、まとめると、オマエと組んだから、オマエに、なんとプレッシャーのオマエに、最初2人っきりだったから、負けないように、すげえ頑張ったよ。この分の弱音とか、そういうのをおくびにも出さず、すげえ頑張った。正直、オマエの隣に立ったと思うよ。オマエもたぶん、そう思ってくれてるから、そういうふうに言ってくれたんだろうし。オマエのおかげで、ここまで来れたし。これからも、おめえに負けねえように頑張るつもりだよ』 引用:新日本プロレス |
新日本プロレスでのグレート・オーカーンの歴史は、すべてオスプレイと共に過ごした時間と言っても過言ではありません。
バックステージで多くを語ったオーカーンですが、ユナイテッド・エンパイアとオーカーンの第二章に要注目です。