東京ドーム大会不出場を公言した鷹木信悟が狙う次のターゲットとは

鷹木信悟【撮影:koba】
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4年振りに古巣であるドラゴンゲートの福岡大会に出場を果たした新日本プロレスの鷹木信悟。

福岡大会では因縁のある同期のBxBハルクとタッグを組み、同じく因縁のあるYAMATOと若手の有望株である菊田円と闘いました。

 

ポスターの真ん中に鷹木信悟を起用。

ドラゴンゲートとしても鷹木への期待の高さを感じる大会となりました。

 

セミファイナルで組まれたスペシャルタッグマッチは、試合終盤ハルクと仲間割れがありながらも、鷹木が菊田から3カウントを奪取。

試合後マイクを握った鷹木は、YAMATOとの再戦を誓いました。

鷹木『キタキタキター!クリスマスにドラゴンゲートに来ちまったよ。久々のドラゴンゲート、最高に楽しいじゃねぇか。おい、菊田。お前これでキャリア1年らしいな。お前凄いぞ、いや凄過ぎるぞ。去年のプロレス大賞MVPが言うから間違いない。お前はドラゴンゲートの未来だ。ハルク!ハルクの野郎どこ言った。あの野郎と2度と組むか、このヤロー。そして、YAMATO。久々だったな。今日決着が付かなかったということは、またいつかやらなきゃいけねぇな。あんまり老け込む前に、またやろうぜ。2004年に10月にここ福岡でデビューして、ドラゴンゲートのファイナルもここ福岡だった。そしてカンバックしたのも福岡。沢山縁があるねぇ、福岡。(中略)

俺は今、新日本プロレスに上がってるけどよぉ、俺の異名はザ・ドラゴン、ランペイジドラゴンだ。龍魂を持ってる。その龍魂の“龍”は間違いなくドラゴンゲートの魂が入ってっからよぉ。40歳になろうが45歳になろうが50歳になろうが、これからも元気ハツラツ暴れまくっていくぜ』

引用:ドラゴンゲートネットワーク

 

今回の古巣凱旋試合と試合後のコメントも含めて感じたのが、『暴れ足りない』だろうなということ。

タカタイチ興行で過酷なルールのKOPW争奪戦を闘い抜きましたが、1年間通して見ればプロレス大賞MVPを獲得した2021年に比べ結果を残せなかった鷹木。

今年の東京ドーム大会でメインイベントに出場しながら、来年のドームでカードを組まれていない状況を見れば物足りない1年だったのかもしれません。

 

もし鷹木が来年の東京ドーム大会に出場するなら、第0-2試合の『KOPW 2023』進出権争奪ニュージャパンランボーのみ。

しかし、鷹木はKOPW撤退を明言し1・4東京ドーム大会への不出場も公言しています。

下記は12・23後楽園ホール大会のバックステージコメントです。

ーー来年の1月4日の東京ドーム大会なんですけど、 本当に出ないということでよろしいですか?

鷹木『出るも出ないも俺のカードねえじゃん!俺の対戦カードねえんだから、今から決めようがねえじゃん』

――KOPWのロイヤルランブルが第1試合の前にあるんですけど……。

鷹木『(質問をした東スポの岡本記者に向かって)岡本、オマエ、コメントをちゃんと聞いてんだろ?KOPWは撤退するって言ったろう! 新日本の動きの遅さに俺は頭に来てんだよ。 腹立ってんだよ。 だから年末年始は、 都合が合えばグアム合宿にでも行こうかなと思ってるよ

引用:新日本プロレス

 

東京ドーム大会不出場を公言した鷹木信悟が狙う次のターゲット

 

現段階で鷹木が来年のの東京ドーム大会に参加するかどうかは不透明です。

本人がKOPW撤退を宣言しても、新日本からの要請があれば出場することになるでしょう。

仮に試合に出場しなくとも解説に呼ばれる可能性は十分あります。

 

一方で気になるのが、元気ハツラツの鷹木が東京ドームの代わりに暴れる場所を探しているのではないかということ。

ドラゴンゲートの12・6後楽園ホール大会にサプライズで登場した際も、SNSで何度か伏線を張っていました。

 

もしかしたら、直近のコメントも他団体にサプライズ出場する伏線なのかもしれません。

『だから年末年始は、 都合が合えばグアム合宿にでも行こうかなと思ってるよ』

 

これは年末か年始は海外にいるという意味かもしれません。

グアム合宿と言いつつ、間違えてアメリカに行っている可能性もあるでしょう。

来年の1月4日はAEWでもシアトル大会の開催が予定されています。

新日本で行われる大会にケニー・オメガとFTRを派遣しているAEW。

同日行われるシアトル大会に新日本からも選手を派遣している可能性はあるでしょう。

 

年末年始、鷹木信悟はどこにいるのか?

Instagramのストーリーズでは『早速、次の闘いに備える』と投稿しています。

今後の鷹木のSNSでの発信に、ヒントが隠されているかもしれません。