内藤哲也がIWGP世界ヘビーのベルトを防衛し続けると決意した理由

内藤哲也【撮影:Koba】
海外プロレスニュース




Pocket

シリーズラストとなるビッグマッチ「THE NEW BEGINNING in SAPPORO」で、SANADAとのIWGP世界ヘビー級選手権の防衛戦を行う内藤哲也。

今年の1・4東京ドーム大会で初めてIWGP世界ヘビーを奪取した内藤ですが、今のところ同ベルトへの愛着はありません。

過去、IWGPヘビーのベルトを奪取した際、天に放り投げていた内藤ですが、結果的に殆ど防衛することなく同ベルトを失っています。

 

内藤にとって団体最高峰のベルトは長く保持できないイメージがありますが、今回は長く王座を防衛できるかもしれません。

久しぶりに海外メディアのインタビューに答えた内藤は、ウィル・オスプレイとオカダカズチカが去る新日本プロレスをより重要なポジションに導く存在は自分しかいないと答えました。

内藤『オカダとオスプレイは新しいチャレンジをしようとしている。それはいいことだと思う。ただし、俺の仕事は彼らが新日本プロレスを離れたことを後悔させることで、そのためにメインイベントでこのタイトルを防衛し続ける必要がある

新日本の将来を心配するファンもいるかもしれないが、内藤哲也とロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンがいれば、誰も心配する必要はないでしょう』

引用:SI

 

オカダとオスプレイがいなくなる新日本プロレスを守る存在として、IWGP世界ヘビーを防衛し続けると宣言した内藤。

これまでIWGPヘビーの最多防衛回数は1回のみ。

昨日の公開会見では、4月のシカゴ大会で行われるジョン・モクスリーとのシングルマッチでIWGP世界ヘビーの防衛戦を行いたいと語っています。

モクスリーとの防衛戦を実現させるには、札幌でのSANADA戦を含め、最低2回は同王座を防衛させる必要があるということです。

 

IWGP世界ヘビーに愛着のない内藤が、同王座を守る理由ができました。

IWGPヘビーはあまり防衛できませんでしたが、インターコンチネンタル王座は連続で4度防衛した実績があります。

内藤の中でこの自己記録を更新できるかが目標となるでしょう。

 

個人的に、この時のインターコンチのベルトが一番輝いているように感じていました。

久しく見れていなかった内藤の防衛ロードは、どこまで続けられるのか。

そして、新章に突入する新日本プロレスの主役は内藤が中心となるかどうか…

初防衛戦となるSANADA戦は絶対負けられない一戦になりそうです。