武藤敬司が新日本の1・4東京ドーム大会に出場の可能性

Koba
グレート・ムタ【撮影：koba】
プロレスリング・ノア




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急遽、前日にアナウンスされた武藤敬司引退ロード第３弾の対戦相手発表会見。

引退ロード第１段では清宮海斗とシングルマッチを行い、日曜の愛知大会では第２段として藤田和之とタッグを組み船木誠勝＆中嶋勝彦組と闘いました。

気になる第３段の相手はプロレスリング・ノア（以下NOAH）の選手か、それとも他団体の選手になるのか…

 

声出し応援可能な有明アリーナ大会で武藤と闘うのは、なんと新日本プロレスの棚橋弘至でした。

会見に登場した棚橋は、３８本の薔薇の花束をプレゼントし、武藤との懐かしいエピソードを語っています。

棚橋『ボクは武藤さんは、生涯ね、現役でやっていくものだと思っていましたので、引退を発表された時はやはり動揺しました。ファンの時から、一番好きな選手でしたし、ご縁あって新日本プロレスに入門して付き人もやらせていただきました。若いころ、ジムに一緒に連れていって頂いてウェイトトレーニングを一緒にしたりと、そういう思い出もありますし。

なんといっても昔、武藤さんとお話した時に、ベンチプレスのマックスが190キロ、ということを教えて頂きまして。長い間、その190キロを目標にしてまして。で、2014年か、2015年に190キロを一度上げました。

これで、武藤さんに体格も、運動能力も、華も、ホントに追いつけなかったかもしれないんですけども、ベンチプレスだけは追いつきました！ あんまり関係なかったですけども（苦笑）。
今回ね、武藤さんの引退のロードの、試合の一つとして、新日本プロレス3名出させて頂きますので、1分1秒でも武藤さんと長く闘っていたいと思います！』

引用：新日本プロレス

※会見全文はこちら

 

毎週月曜に更新している『棚橋弘至のPodcast Off！』で、武藤の引退試合の相手を熱望していた棚橋。

トペスイシーダプロレスニュース＆ブログ～新日本プロレスの国内外最新ニュースを配信～
棚橋弘至が武藤敬司の引退試合の相手に内藤哲也を推す
https://tope-suicida.tokyo/archives/22990
「藤波辰爾デビュー50周年記念試合 FINAL」でレジェンド藤波辰爾とシングルマッチが決まった新日本プロレスの棚橋弘至。１２月１日、国立代々木競技場の第二体育館で行われる記念すべき試合が決まった棚橋は、今週更新された自身のポッドキャストでその経緯について語りました。『棚橋弘至のPodcast Off！』YouTube版更新!#211 「逸材の2大ルーツ、12.1藤波辰爾選手とのシングルに何を思う？ 来年2月,武藤敬司選手“引退”にも言及!!」https://t.co/nHyf8TTjnqスポナビ版https://t.co/2mACZdqtI6ご感想はhttps://t.co/hG9OfNGGcD#njpw #...

 

来年東京ドームで行われる引退試合ではなかったものの、引退ロードで闘えることは夢が叶ったと言えるのではないでしょうか。

棚橋は真壁刀義、本間朋晃とタッグを組み、武藤敬司は丸藤正道、稲村愛輝とタッグを組み６人タッグで対戦します。

 

棚橋とNOAHのリングで闘うことになった武藤ですが、会見では引退前に再び新日本のリングに上がりたい願望を告白しました。

武藤『プロレスラー・武藤敬司。新日本プロレスで生まれ育って、本当はね、辞める前に、最後は新日本プロレスのリングに上がりたいと思ってんだよ。

ただね、新日本プロレス、競争の激しい団体なので。棚橋にノアのリングに来て頂いて、ノアの武藤敬司、査定してもらおうかなって思っております。

ま、その先には、ぜひ最後ね、辞める前に新日本プロレスで闘いたいなと思ってます』

引用：新日本プロレス

 

新日本のファンにとっても、所属選手にとっても嬉しい悲鳴でしょう。

この件に関しNOAHからの回答はありませんが、公式会見で語っている以上、可能性がない話ではないと思います。

そして、武藤敬司に相応しい舞台は東京ドームしかないでしょう。

 

新日本プロレスには師弟関係であるSANADAや、かつて武藤に憧れていた内藤哲也がいます。

グレート・ムタに裏切られたグレート・オーカーンも再度闘いたいと思っていることでしょう。

もし武藤の引退試合で絡めないのであれば、新日本のリングに再び上がるかもしれない機会を逃すわけにはいきません。

この武藤の発言に対し、有明アリーナで対戦する棚橋も後押しを約束しました。

『なんとかね、微力ながら新日本プロレスのリングにも上がって頂けるように、ボク、動きます』

 

棚橋が参戦する武藤敬司引退ロード第3段である有明アリーナ大会は、ABEMAで無料配信されるとのこと。

これが最後かもしれない “天才” と “逸材” の再会を、目に焼き付けたいも思います。



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