CHAOSのYOSHI-HASHIが“黒歴史”と語った神戸事件の後日談

後藤洋央紀、YOSHI-HASHI【撮影:Koba】
国内プロレスニュース




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カダカズチカが新日本プロレスを去った今、CHAOSを支える毘沙門への期待は高まるばかりでしょう。

NEW JAPAN CUPでの声援が、全てを物語っていました。

シングル戦線での期待は勿論、様々な物語を歩んできた2人の生き様がこれからも多くのファンの心を掴むことでしょう。

 

先日の「新日ちゃんぴおん!」で放送された「毘沙門が裸で本音トーク」では、意外な話が飛び出しました。

サウナで本音を語り合う内容でしたが、YOSHI-HASHIが“あの神戸大会”の事件について語り出ます。

落ち込んでいた日々に手を差し伸べ、闘う理由を見出せたのは後藤洋央紀のお陰だったと述べました。

吉橋『「感謝」って意味では、僕一回黒歴史があるんですけど、神戸で転倒して怪我したじゃないですか。コケて怪我したじゃないですか

もう、しばらく気持ち的に落ち込んじゃって、こんなくだらない怪我しちゃったと思って。家にいたときに後藤さんから連絡きたんすよ

「何やってんの?」って。それで「メシでも行こう」って、誘ってくれたんすよ。あのオイスターバー連れてってくれたの覚えてますか?二子玉の』

後藤『あぁ、行ったな。今無き。すぐ無くなっちゃったなぁ、あれから』

吉橋『固定具付けて、動かなくて。そん時、後藤さんが「元気そうで良かったよ」みたいなこと言ってくれて。そういうのとかもあって、そんな気持ちの中でCHAOSもやってたんで、後藤さんと一旗あげたい想いがそこで芽生えたんすよ。僕は

後藤『あぁ、そう』

吉橋『そこからNEVER6人に繋がって、あれが僕の中の原点です。そこからすべてが始まった』

後藤『繋がってるね。いい話だ、それは』

吉橋『ああいう時とかなかったら、今はないなと。そういう部分では、あの時呼んでもらったのは凄く感謝してるなっていうのはホントに思ってますね

引用:新日ちゃんぴおん!

 

YOSHI-HASHIが黒歴史と口にした神戸大会とは、恐らく2018年9月23日神戸ワールド記念ホールで行われた「DESTRUCTION in KOBE」大会のことでしょう。

メインイベントのIWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦後、当時CHAOSだったジェイ・ホワイトがオカダカズチカを裏切った衝撃の大会です。

さらに外道もオカダを裏切り暴行を加える中、助けに来たYOSHI-HASHIでしたが、傾斜のある花道に足がもつれ、転倒時にリングサイドにぶつかり怪我をしてしまいます。

この大会の映像はNJPW WORLDでも残ってますが、怪我する瞬間は不自然なカットに差し替えられています。

 

これ以上の詳細は敢えて語りませんが、YOSHI-HASHIが黒歴史というのですから、本人にとっても大失態な出来事だったのだと思います。

あのアクシデントでしばらく欠場したYOSHI-HASHIですが、しばらく気持ち的に落ち込んでいたことを明かしました。

さぞかしショックを受けていたと思いますが、そのどん底の気持ちに手を差し伸べたのがCHAOSの仲間である後藤だったそうです。

後藤の気遣いがYOSHI-HASHIに再起の気持ちを芽生えさせ、タッグリーグで連覇する程のタッグチームになれたのも、すべては後藤の一言だったのかもしれません。

 

タッグチームとして様々な結果を残した2人ですが、今後期待されるのはそれぞれシングル戦線での活躍です。

CHAOSの中心人物の2人が新日本の最前線で活躍し、シングルのベルトを戴冠する姿を見たいと思うファンは私だけではないでしょう。

後藤とYOSHI-HASHIのさらなる活躍に期待が膨らむばかりです。