一昨日、ウィル・オスプレイのインタビューが公開されました。
母国イギリスで長年のライバルであるザック・セイバーJr.からブリティッシュヘビー級のベルトを奪取したオスプレイは、自身のSNSでヘビー転向を宣言しています。
NEW JAPAN CUP(以下NJC)にもエントリーされ、オスプレイのヘビー級転向が受理されたということでしょう。
残念ながら新型ウイルスの感染拡大防止しのため中止になったNJCですが、その決断は正しいとしながらも自身の考えを述べました。
『用心深くあるためには、大会中止は絶対に正しい決断だとは思う。ただ、それはわかってるんだけど、俺はただプロレスをしなきゃいけない気がするんだ!』
引用:新日本プロレス
そして、NJC1回戦で闘う予定だった鷹木信悟に対しては、「BEST OF THE SUPER Jr.」決勝での勝利がまぐれではないことを証明したいと言っています。
『俺はあの勝利が「ただのまぐれじゃないんだ」って証明したいんだ。まあ、シンゴはあれが「まぐれだ」って言いたいんだろうけど』
引用:新日本プロレス
ジュニアからヘビー級へと階級を上げた2人のライバル関係は、今後も私達ファンにベストバウトを見せてくれるでしょう。
『誰もがこの試合を観たがっているんだ。ファンだけじゃなくて、俺たち自身も闘いを望んでいる。本当にこの試合のことを考えると、ワクワクするよ』
引用:新日本プロレス
オスプレイのインタビュー全文は、新日本プロレス公式HPにてご覧ください。
今回、インタビューを受けたオスプレイですが、現在は母国イギリスにいるものと思われます。
なぜかというと、現地時間の16日(月)19:00から“あるレスラー”とのシングルマッチが発表されているからです。
そのレスラーとは、日本で一緒に暮らしているパートナーである…
ビー・プレストリー
Ospreay Vs Priestley.
Monday 16th March. Live on YouTube
FREE to watch.7pm GMT / 3pm EST / 12pm PSThttps://t.co/hFp8rJ46pU
Support Wrestling – Screw Coronavirus pic.twitter.com/vXvh85nE1U
— ᵂⁱˡˡ ᴼˢᵖʳᵉᵃʸ • ウィル・オスプレイ (@WillOspreay) March 13, 2020
最初にこのツイートを見た時は冗談かと思いましたが、どうやら本当に2人の試合が行われるそうです。
事の発端は出場予定の大会がキャンセルになり、試合ができないレスラー達の為に何かができないかとオスプレイが「WrestleTalk」に働きかけたのがキッカケだとか。
詳しくは「WrestleTalk」オフィシャルHPにこのように掲載されていました。
『WrestleTalkは、2020年月曜日の特別なライブイベントのために、元NJPWジュニアヘビー級チャンピオンおよび現在のRevProイギリスヘビー級チャンピオンウィルオスプレイと提携しています。
コロナウイルスは世界に影響を与えており、多くのライブイベントがキャンセルまたは延期されています。これはレスリングの世界に打撃を与えており、いくつかの企業がライブイベントを予定どおりに進めないことを発表しています。これはファンにとって残念なだけでなく、レスラーが請求書を支払い家族を養うために必要な給料日を受け取れないことも意味します。
ウィルオスプレイは、イギリスのレスリングとYouTubeレスリングのコンテンツをサポートするリーダーであるWrestleTalkにアプローチし、レスラーが空の観客にショーを披露し、YouTubeでライブストリーミングする「ファンイベントなし」を提案しました。お金は無料で働くタレントとクルーに分配されました。
これはWrestleTalk Showcase:No Fans Mondayになりました。これは 、2020年月曜日16 GMT午後7時GMT /午後3時EST /午後12時にロンドンの229 The Venueで開催される特別イベントです 。 Nathan Cruz、WrestleTalk Scholarshipの受賞者Callum Newman、The OJMO、およびその他の英国の独立系レスラーは、YouTubeで無料で夢の試合のスーパーカードを公開します。ファンはYouTubeのSuperchatシステムを使用してショー全体でレスラーに寄付することができ、イベント中に得られるすべての利益は才能の間で均等に分配されます』
今回のイベント「WrestleTalk Showcase」は、日本時間の17日(火)AM4:00から開始されます。
なお、オスプレイvsビーの試合以外にも英国のレスラー達の試合がいくつも組まれました。
日本からも視聴できるか分かりませんが、「WrestleTalk」のYouTubeチャンネルでライブ配信されます。
これは早起きしてみる価値がありそうです。