東京都は6月1日から休業要請などの緩和の段階を「ステップ2」に進め、緩和の対象を広げています。
それにより一部のプロレス団体は有観客での興行再開スケジュールを発表しました。
【追加日程】
6/14(日)13:00 板橋グリーンホール(限定82席)
6/20(土)19:00 新宿FACE(限定100席/TV SHOW)
6/21(日)14:00 鶴見青果市場(限定100席)
6/27(土)19:00 新宿FACE(限定100席/TV SHOW)
6/28(日)14:00 鶴見青果市場(限定100席)https://t.co/5S4EOTWXSA#ddtpro— DDT ProWrestling #StayHomeWithDDT (@ddtpro) May 31, 2020
6月13日の東京女子プロレス板橋ホール大会を皮切りに、DDTグループでは6月だけで全8大会を予定しています。
いずれも収容人数を限定しての大会となり、会場での観戦を待ちわびていたファンには待望のプロレス観戦となるでしょう。
今回のDDTグループの発表に期待が膨らむのは、プロレスリング・ノア(以下NOAH)の有観客興行再開も近いのではないかということです。
DDTの高木社長はNOAHの社長も兼任しているだけに、当然NOAHの有観客興行再開に向けGOサインを出していることでしょう。
NOAH公式ホームページでは、通常興行再開に向けご覧のアナウンスを始めました。
【ファンの皆様へ】
ノアでは大会開催の再開に向け準備を進めております。
つきましては、以下ご協力のお願いがございます。■入場券販売
■ご入場
■会場内座席
■応援方法
■飲食
■手洗い、消毒
■その他▽一度詳細をご確認くださいますようお願い致しますhttps://t.co/zz7hv8OId2#noah_ghc pic.twitter.com/PGb3XafBs2
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) June 1, 2020
ここで1つ注目すべきは、将来的な電子チケット一本化に向けたアナウンスです。
『将来的に都内近郊大会の観戦チケットの電子チケット一本化を目指し、今後の大会につきましては下記の日程でチケット販売を予定しております』
引用:プロレスリング・ノア公式HP
他団体にも言えることですが、プロレス観戦のチケット販売はプロスポーツやエンタメ業界に比べてかなりアナログです。
例えば、後楽園ホールの前売りチケット販売は現金のみで、紙に書かれた席表に手書きでチェックを入れ、その興行の全てのチケットから購入した座席のチケットを探し手渡ししています。
この作業も勿論全て手作業です。
これが電子チケットに変われば新型コロナウイルス感染のリスクは減り、チケット転売の減少にも役立つでしょう。
話しが少し脱線してしまいましたが、NOAHが入場券販売についてアナウンスし始めた以上、どこかのタイミングで有観客の興行スケジュールが発表されるんだと思います。
DDTグループのチケット販売アナウンスは、約2週間前の5月31日でした。
NOAHでは「NOAH “GO FORWARD” powered by ABEMA」と題されたノアTVマッチが、14日と21日に開催されることが決まっています。
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📢王者・潮崎豪と挑戦者・齋藤彰俊のGHCヘビー級選手権を「#ABEMA」独占配信!特別ゲストに6.14山田邦子さんと6.21松井珠理奈さんが出演決定‼️
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『NOAH “GO FORWARD” powered by ABEMA』は 6月14日と21日 2週連続配信決定‼️⏬⏬https://t.co/XzKQMDpb8O #noah_ghc pic.twitter.com/SvTh5u2AYu
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) June 1, 2020
恐らく、NOAHの有観客興行再開は6月27日(土)、28日(日)ではないでしょうか。
同じグループ会社のDDTが27日の夜と28日の昼間の有観客興行を実施します。
配信時間が被らないよう、DDTの興行とは昼夜逆で行われるという予想です。
では、いつ発表になるのか?
恐らく、有観客興行再開の2週間前でしょう。
私の予想は、14日の「NOAH “GO FORWARD”」で27日からの有観客興行チケット販売を発表。
そして、翌週の21日の「NOAH “GO FORWARD”」にて7・19後楽園ホール大会のチケット販売を発表したら、大きなサプライズになるのではないでしょうか。
来月19日に予定している後楽園ホール大会は、まだ中止というアナウンスはありません。
“聖地”後楽園ホールは、7月9日までの大会を無観客試合で行うと発表しています。
格闘技の聖地・後楽園ホールは6月15日まで休館、7月9日までは無観客の方向#緊急事態宣言解除 #後楽園ホール #格闘技https://t.co/N5MZlk2CPp
— eFight(イーファイト)格闘技情報 (@efight_twit) May 30, 2020
当面は原則無観客となるそうですが、7月19日のNOAH大会は収容人数をかなり絞ってでも有観客の興行開催に期待しています。
後楽園ホールでの通常興行再開のニュースは、プロレス界にとっても非常にポジティブなニュースになるでしょう。
ファンも後楽園ホールでの観戦を楽しみにしているはずです。
これまでリスク覚悟でプロレスを発信し続けたNOAHが、一番初めに後楽園ホール大会を行えることを心待ちにしています。
ファンにとっても、NOAHにとってもハッピーなニュースとなることを祈って。