「NOAH “GO FORWARD”」重圧を耐え続けた男と十字架を背負い続けた男

プロレスリング・ノア




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月13日は三沢光晴さんの命日です。

そして本日6月14日は三沢さんの最後のパートナーを務めた潮崎豪と、三沢さんと最後に闘かった齋藤彰俊がプロレスリング・ノア(以下NOAH)のリングでGHCのベルトを懸けて闘います。

11年前のリングにいた2人が、11年分の葛藤と責任をぶつけて闘う試合です。

 

NOAHファン新参者の私があまりこの件に関して語るべきではないかもしれません。

「三沢光晴」というレスラーはあまりに偉大であり、当時を知るファンにとっては神のような存在でしょう。

 

それでも敢えて「三沢光晴」の名前を出したのは、今夜の一戦をより多くの方に見て欲しいから

恐らく、11年前のあの日から時を止めたままのファンも多いでしょう。

緑から白のリングマットに変わったNOAHを、三沢さんが立ち上げたNOAHとは別物と思うファンもいるかもしれません。

 

あの日から十字架を背負って生きる男は、今でもNOAHのリングで闘い続けています。

あの日以来、重圧に耐えて闘ってきた男は、『アイアムノア』と叫べるほどNOAHが似合う男になりました。

今夜のタイトルマッチは私の想像以上に特別な試合なんだと思います。

 

しかし、あの日から十字架や重圧を背負って闘い続けるのは、この2人だけではないでしょう

NOAHを支える選手全員が、6月いう季節に特別な感情を抱き11年間闘ってきたんだと思います。

だから、今夜の全部の試合をすべてのNOAHファンと一緒に体感したいです。

 

今夜行われる『NOAH “GO FORWARD” powered by ABEMA』は、19:00からABEMAで無料放送されます。

インターネットブラウザでもABEMAアプリでも視聴可能です。

対戦カードはご覧の豪華8試合。

 

GHCヘビー級選手権の他、GHCナショナル王座選手権、GHCジュニアヘビー級選手権も行われます。

それぞれの選手が、それぞれの想いを背負って闘うことでしょう。

 

プロレスにおいて闘い合うことは、支え合うことと同義語だと思っています

潮崎豪と齋藤彰俊の闘い合いは、NOAHを支えある姿でもあるでしょう。

もしかしたら、誰かの為に闘う姿勢が『美学のある闘い』なのかもしれません

 

今大会名の“GO FORWARD”とは、前進するという意味です。

何があっても前進し続けるNOAHに、みんなで明日の一歩を踏み出そうという意味かもしれません。

天国に届くような大きな一歩を踏み出しましょう。