ワールドタッグリーグ出場に向け棚橋&SANADAタッグは実現するのか

棚橋弘至、SANADA【撮影:koba】
BEST OF THE SUPER Jr.




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の「POWERSTRUGGLE」大阪大会で、次期シリーズであるWORLD TAG LEAGUE(以下WTL)とベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)の出場選手は発表になりませんでした。

シリーズ開幕まで1週間を切っており、発表を待ちわびているファンも多いことでしょう。

 

月曜に行われるだろう会見か、新日本プロレス公式SNSアカウントで発表があると思われます。

未発表な理由は様々な要因が考えられるため、一概に新日本がWTLとBOSJを軽視しているということはないでしょう。

 

以前の記事でも説明した通り、今年のWTLとBOSJは12チーム(12選手)出場と予想しました。

 

では「POWERSTRUGGLE」大阪大会の結果を踏まえ、出場するだろう選手をおさらいしたいと思います。

【WORLD TAG LEAGUE出場濃厚チーム】

①後藤洋央紀&YOSHI-HASHI(WTL2000出場)

②タイチ&ザック・セイバーJr.(WTL2000出場)

③EVIL&高橋裕二郎(WTL2000出場)

④タマ・トンガ&タンガ・ロア(WTL2000出場)

⑤グレート・オーカーン&アーロン・ヘナーレ

⑥天山広吉&小島聡

⑦真壁刀義&本間朋晃

⑧KENTA&チェーズ・オーエンズ

⑨永田裕志&タイガーマスク

【パートナー不在な選手】

棚橋弘至、SANADA、矢野通、鈴木みのる

 

【ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア出場濃厚選手】

①田口隆祐

②マスター・ワト

③YOH

④ロビー・イーグルス

⑤高橋ヒロム

⑥BUSHI

⑦エル・デスペラード

⑧金丸義信

⑨DOUKI

⑩石森太二

⑪SHO

【サプライズ枠】

ディック東郷、エル・ファンタズモ

 

タイガーマスクが永田とのコンビでWTL出場を承諾し、この結果BOSJ出場はなくなりました。

また、「POWERSTRUGGLE」でCHAOSのピンチにYOHが救出に来たため、スーパージュニアには参加濃厚と思われます。

これでBOSJは12選手中11選手がほぼ確定。

最後の一枠が誰になるのか注目です。

 

棚橋、SANADA、矢野、みのるはパートナー不在

 

逆にWTLは12チームを組むのが困難な状況です。

SANADAのパートナーである内藤哲也は、G1クライマックスの初戦で怪我をし、欠場中。

内藤の前のパートナーである鷹木は、IWGP世界ヘビー級選手権を防衛したため、WTLへのエントリーは微妙な状況です。

 

棚橋弘至のパートナーの飯伏幸太は、G1の優勝決定戦の試合中にまさかの脱臼でレフリーストップ。

とてもWTLに間に合う状況ではありません。

矢野のパートナーの石井智宏は海外遠征で参加できず、単独アメリカ遠征から帰国した鈴木みのるも鈴木軍にはもうパートナーがいない状態です。

 

もしかしたらBOSJは12選手エントリーでWTLは10チームエントリーとなる可能性もあるでしょう。

無理して12チーム作らないことも考えられます。

 

ピンチをチャンスに変えるエースの機転

 

ここでふと“あるコト”が浮かびました。

棚橋はベルトを失ってしまった以上、自力で東京ドーム大会へ出場することができる切符は、WTL優勝しか残されていません

この状況もパートナーがいない現実も、棚橋は把握しているでしょう。

WTLに人気レスラーが出場できないことは、興行的にも痛手です。

 

このピンチを乗り切るために、棚橋はアクションを起こすかもしれません。

共にパートナー不在のSANADAに声をかけ、タッグリーグ出場を直訴するというアクションです

 

これまでもSANADAは、何度も新日本隊の選手に勧誘され続けてきました。

既に今年のWTLは永田がジュニアの選手を誘うというイレギュラーなことが起きています。

幸いなことに、まだWTLエントリー選手は発表になっていません。

試合がなくてもSNSで直接呼びかければ、SANADAに共闘を呼びかけることができます。

 

あとは棚橋が行動に起こすのみ。

WTLのエントリーチーム発表まで時間はあまりありません。

果たして棚橋はピンチをチャンスに変えることができるのか?