昨日の「POWERSTRUGGLE」大阪大会で、次期シリーズであるWORLD TAG LEAGUE(以下WTL)とベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)の出場選手は発表になりませんでした。
シリーズ開幕まで1週間を切っており、発表を待ちわびているファンも多いことでしょう。
【来週の土曜&日曜は“新日本プロレスワールド三昧”!】
●11月13日(土)
18:30~『SUPER Jr.』開幕戦(LIVE)●11月14日(日)
10:00~『NJPW STRONG』
13:00~『BATTLE IN THE VALLEY』サンノゼ大会(LIVE)
18:30~『WORLD TAG』開幕戦(LIVE)詳細
⇒https://t.co/Xw6pZK8GA4#njpwworld pic.twitter.com/uTG9m8MBHl— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) November 7, 2021
月曜に行われるだろう会見か、新日本プロレス公式SNSアカウントで発表があると思われます。
未発表な理由は様々な要因が考えられるため、一概に新日本がWTLとBOSJを軽視しているということはないでしょう。
以前の記事でも説明した通り、今年のWTLとBOSJは12チーム(12選手)出場と予想しました。
では「POWERSTRUGGLE」大阪大会の結果を踏まえ、出場するだろう選手をおさらいしたいと思います。
【WORLD TAG LEAGUE出場濃厚チーム】 ①後藤洋央紀&YOSHI-HASHI(WTL2000出場) ②タイチ&ザック・セイバーJr.(WTL2000出場) ③EVIL&高橋裕二郎(WTL2000出場) ④タマ・トンガ&タンガ・ロア(WTL2000出場) ⑤グレート・オーカーン&アーロン・ヘナーレ ⑥天山広吉&小島聡 ⑦真壁刀義&本間朋晃 ⑧KENTA&チェーズ・オーエンズ ⑨永田裕志&タイガーマスク 【パートナー不在な選手】 棚橋弘至、SANADA、矢野通、鈴木みのる |
【ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア出場濃厚選手】 ①田口隆祐 ②マスター・ワト ③YOH ④ロビー・イーグルス ⑤高橋ヒロム ⑥BUSHI ⑦エル・デスペラード ⑧金丸義信 ⑨DOUKI ⑩石森太二 ⑪SHO 【サプライズ枠】 ディック東郷、エル・ファンタズモ |
タイガーマスクが永田とのコンビでWTL出場を承諾し、この結果BOSJ出場はなくなりました。
また、「POWERSTRUGGLE」でCHAOSのピンチにYOHが救出に来たため、スーパージュニアには参加濃厚と思われます。
これでBOSJは12選手中11選手がほぼ確定。
最後の一枠が誰になるのか注目です。
棚橋、SANADA、矢野、みのるはパートナー不在
逆にWTLは12チームを組むのが困難な状況です。
SANADAのパートナーである内藤哲也は、G1クライマックスの初戦で怪我をし、欠場中。
内藤の前のパートナーである鷹木は、IWGP世界ヘビー級選手権を防衛したため、WTLへのエントリーは微妙な状況です。
棚橋弘至のパートナーの飯伏幸太は、G1の優勝決定戦の試合中にまさかの脱臼でレフリーストップ。
とてもWTLに間に合う状況ではありません。
矢野のパートナーの石井智宏は海外遠征で参加できず、単独アメリカ遠征から帰国した鈴木みのるも鈴木軍にはもうパートナーがいない状態です。
もしかしたらBOSJは12選手エントリーでWTLは10チームエントリーとなる可能性もあるでしょう。
無理して12チーム作らないことも考えられます。
ピンチをチャンスに変えるエースの機転
ここでふと“あるコト”が浮かびました。
棚橋はベルトを失ってしまった以上、自力で東京ドーム大会へ出場することができる切符は、WTL優勝しか残されていません。
この状況もパートナーがいない現実も、棚橋は把握しているでしょう。
WTLに人気レスラーが出場できないことは、興行的にも痛手です。
このピンチを乗り切るために、棚橋はアクションを起こすかもしれません。
共にパートナー不在のSANADAに声をかけ、タッグリーグ出場を直訴するというアクションです。
これまでもSANADAは、何度も新日本隊の選手に勧誘され続けてきました。
既に今年のWTLは永田がジュニアの選手を誘うというイレギュラーなことが起きています。
幸いなことに、まだWTLエントリー選手は発表になっていません。
試合がなくてもSNSで直接呼びかければ、SANADAに共闘を呼びかけることができます。
あとは棚橋が行動に起こすのみ。
WTLのエントリーチーム発表まで時間はあまりありません。
果たして棚橋はピンチをチャンスに変えることができるのか?
左上奥歯の銀歯取れた。あーー。
— 棚橋 弘至 (@tanahashi1_100) November 7, 2021