感動と希望と勇気に溢れ、多幸感に包まれた年内最後の両国国技館大会。
欠場中の柴田勝頼は1・4東京ドーム大会の復帰を宣言、後藤&YOSHI-HASHI組は悪事を重ねるハウス・オブ・トーチャーのラフファイトを跳ね除け見事優勝しました。
大復活を遂げた勢いのあるYOHを下した高橋ヒロムは、新日ジュニアを変えると宣言。
年内最後のビッグマッチは、コロナ禍に苦しんだ鬱憤を晴らす大会になったのではないでしょうか。
「WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28」
12・15両国国技館大会柴田選手のピントがボケたのは、私の涙のせいではありません
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中でも最も苦労が報われたのは、WORLD TAG LEAGUE(以下WTL)初優勝を遂げたYOSHI-HASHIだったのかもしれません。
2012年の東京ドーム大会で凱旋帰国するも、同タイミングで凱旋帰国したオカダカズチカの活躍の影に隠れ、伸び悩む時期が続きました。
G1クライマックスに選出されない年もあれば、なかなかタイトルを獲得することもできなかったYOSHI-HASHI。
最大の見せ場では怪我をし、ファンからの批判もあったことでしょう。
CHAOSの仲間達がタイトル争いする中で、結果を出さず苦しい時期が続きました。
そんなYOSHI-HASHIのWTL優勝はシンデレラストーリーとも言える、美しくも泥臭い勝利だったと思います。
ワールドタッグリーグ優勝しました。
皆さんありがとうWon the Tag League
thank you everyoneそしてスーパーJrの決勝負けはしてしまったけどセコンドから見たヨーは
やはりスターでした pic.twitter.com/PbTnqExVfF— YOSHI-HASHI (@YOSHIHASHICHAOS) December 15, 2021
ある先輩の言葉を引用したYOSHI-HASHI
WTLを優勝したYOSHI-HASHIですが、試合後のバックステージで敬愛する先輩の名言を引用しました。
YOSHI-HASHI「未来はこれから、俺達2人、それからみんなも変えていけると思う。それが今日この証だと思うから。そう、未来は俺が作る。生きたいように生きる。なりたい自分になる…」
後藤「どっかで聞いたな」全文は
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パートナーの後藤が『どっかで聞いたな』と口にしましたが、YOSHI-HASHIが口にした言葉は敬愛する中邑真輔がIWGPヘビー級のベルトを防衛した時に口にしたセリフでした。
このセリフは2009年に行われた棚橋弘至とのIWGP戦で中邑が残した言葉であり、YOSHI-HASHIの心に刻まれた大事な言葉だったのでしょう。
棚橋とのライバル対決を制した後、アナウンサーに『これで新日本の未来を作るのは、中邑さんになったが?』と質問され答えたセリフです。
『自分は生きたいように生きる。なりたい自分になる。そのためなら手段は選ばないね。まだまだ、強くもなりたい。自分がどこまで行けるのかそれも試したい。止まってられない!』
引用:新日本プロレス
迷いや挫折を繰り返して、生きたいように生き、なりたい自分になれたYOSHI-HASHI。
11年前に聞いた言葉を大事に胸にしまい、いつか目標を達成した時、口にしたいと思っていたんだと思います。
自信と実力を兼ね備え結果を残したYOSHI-HASHIは、ますます活躍することでしょう。
次は東京ドーム大会でIWGPタッグ初戴冠を狙います。
「WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28」
12・15両国国技館大会WTL優勝おめでとうございます㊗️
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