約1ヶ月に渡る長いリーグ戦も、遂に最後の決戦を残すのみとなりました。
両国国技館大会を本日に控え、ダブルメインイベントの勝者はレッスルキングダム東京ドーム大会出場が内定するでしょう。
【明日開催!】
12月15 日(水)18:30~両国国技館大会!『SUPERJr.』優勝決定戦・ヒロムvsYOH!
『WORLD TAG』優勝決定戦・後藤&YOSHI-HASHIvsEVIL&裕二郎!
鷹木&BUSHIvsオカダ&ロビー!
内藤&SANADAvsコブ&オーカーン!当日券は15時発売!!
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WORLD TAG LEAGUE(以下WTL)を制したチームは、ドームでプロレス大賞を受賞したデンジャラス・ティッカーズとタイトルマッチで激突。
ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを制した者は、現王者のエル・デスペラードとジュニアの至宝を争うことになるでしょう。
両国でのビッグマッチが終わったら、ファンの目線はドームの対戦カードに移ります。
両日共に10試合前後組まれる予定なだけに、豪華なラインナップを期待したいです。
【新日本】1月4、5日東京ドームは両日とも10試合前後の陣容「50周年の幕開けにふさわしい内容に」 https://t.co/M6pb45OTWR
— 新日本プロレスリング新日企画 (@njkikaku) December 10, 2021
今年のメインイベンターが不在という不安
一方、一抹の不安を覚えるのは今年の東京ドーム大会のメインイベンターが出場未定ということです。
WTLに出場した内藤哲也は、今年の1・4東京ドーム大会に二冠王者として飯伏幸太を迎え撃ちました。
今の内藤は無冠であり、タイトルホルダーとの絡みもありません。
1大会で10試合あれば内藤の試合が組まれないことは考えにくいですが、このままではタイトルマッチに絡むことはかなり困難でしょう。
内藤と闘い東京ドーム大会2DAYSのメインに登場した飯伏は、G1クライマックスの優勝決定戦で負傷し欠場中で、いつ復帰できるか分からない状況です。
肩の脱臼は完治に時間がかかるイメージがあるので、正直東京ドーム大会出場はまだ難しいと思っています。
無理はしてほしくない一方で、怪我がなければ来年もメインイベンターの可能性があっただけに、非常に残念と言えます。
その飯伏と1・5東京ドーム大会のメインイベントで闘ったジェイ・ホワイトは、年内まだアメリカでの他団体出場が残っており、日本に来日できるかも不透明です。
NEVERのベルトを失ってしまった以上、無理して出場させない可能性もあるでしょう。
東京ドーム大会のポスターには、残念ながらジェイの姿はありません。
1/4.5ドーム大会のポスターです! pic.twitter.com/N9Y5i2p6Qw
— 菅林直樹 (@NJPWSUGABAYASHI) December 14, 2021
ポスターには11名の選手が載っていますが、今日本にいない選手で掲載されているのは1・5東京ドーム大会出場が決まっているウィル・オスプレイだけです。
今年のダブルドームのメインイベンターを務めた3人が、来年の東京ドーム大会に揃うことはないのかもしれません。
しかし、いくら選手層が厚い新日本と言えども、今年のメインイベンターが大会後半の試合に絡めないのは痛手でしょう。
3人とも実力も人気もトップクラスであり、出場が可能な状態であれば出場して欲しいというのが本音です。
タイトルホルダーであるNEVER無差別級王者の石井智宏、IWGP USヘビー級王座のKENTAは、まだドームでの挑戦者が決まっていません。
1・8横浜アリーナ大会のNOAH対抗戦の前に、東京ドーム大会に前哨戦が組まれる可能性もあるでしょう。
内藤哲也が誰と絡み東京ドーム大会でどんなカードが組まれるのか。
来年もアメリカを拠点に活動することを示唆しているジェイ・ホワイトですが、年内最大興行に出場しないなんてことになってしまうのか。
ジェイに関しては入国制限の影響でそもそも来日可能か不透明ですが、今年のメインイベンター3人が東京ドーム大会に重要な関わり方ができることを期待しています。
東京ドーム大会2DAYSが、大張社長の言う『(旗揚げ)50周年の幕開けにふさわしい内容に』なることを祈るばかりです。