内藤哲也が過去最悪の状態でタイトルマッチに臨んでいた事実

内藤哲也【撮影:koba】
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・1福岡PayPayドームでのオカダカズチカとのIWGP世界ヘビー級選手権に挑み敗れた内藤哲也。

実は最悪の状態で試合に臨んでいたことを明らかにしました。

2019年、ロープが何重にも見えて、相手も見えない状況の中プロレスを続けていた内藤ですが、病院で「右目上斜筋麻痺」と診断され引退すら覚悟したと語っています。

福岡の地でオカダとのタイトルマッチに臨んだ内藤は、3年前に手術した時よりも状態は悪かったとそよ症状を明かしました。

『やっぱり100%の状態じゃなきゃ勝てないのかな、と。今の状況でも試合はできますけど、勝てなかったということを考えると…。ちょっとでも目を良くするのが勝利につながるのかなと思いました。

最初は若干、違和感があるくらいでしたけど、試合を重ねるにつれて大きな違和感になっていって。今は19年に手術した時より状態は悪いですね。心のどこかで不安を抱えながら試合をしていたので。そういう部分がこういう結果につながっているのかもしれない。

手術して治るのであれば、何回でも手術しますよ。そのくらい俺はいまだにプロレスが好きですね。割とよくあるケガですから、あまり悲観的にはなってないです』

引用:東スポWEB

 

次のシリーズまでのオフを利用し手術に踏み切るという内藤哲也。

手術をすれば良くなる保証はありませんが、少しでも回復することを願うばかりです。

 

今回のオカダ戦の敗北でシングル王座戦4連敗となってしまった内藤ですが、負けが重なるほど1勝の重みが増すという考え方もあります。

次のシングル王座戦がいつ、どこで、行われ、価値ある1勝を手にするのか。

その場所が来年の東京ドーム大会なら、最高のシチュエーションとなることでしょう。

逆転の内藤哲也の真価が問われるのはこれからです。