Forbidden Doorに柴田勝頼が登場しウィル・オスプレイを迎撃

柴田勝頼【撮影:koba】
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終わったAEWxNJPW合同興行「Forbidden Door」。

日本では平日開催だったこともあり、PPV購入済みでも仕事や学校が終わるまで見れないファンも多かったことでしょう。

PPVは全世界で10万チケット売れたとも言われています。

8時から始まったBUY-INの4試合は無料で視聴可能なので、気になる方は是非NJPW WORLDでご覧ください。

 

今回の記事で試合結果について触れることはありませんが、1つ信じられないサプライズがあったのでお伝えしようと思います。

このサプライズの詳細に関してはネタバレになるので、ここから先の閲覧はご注意ください。

 

ウィル・オスプレイを“あの男”が迎撃

 

ウィル・オスプレイとオレンジ・キャシディのIWGP USヘビー級選手権は、想像以上のベストバウトになりました。

試合後、暴れたりないオスプレイがオージー・オープンと共にキャシディを追撃。

トレント・バレッタとロッキー・ロメロが救出するも、人数に勝るオスプレイ等がロッポンギ・ヴァイスの2人を排除。

再びオージー・オープンに捕まったキャシディは万事休止と思われましたが、そこでまさかの入場曲が流れました。

キャシディを救出に現れたのは、なんと柴田勝頼です。

 

柴田は花道でオージー・オープンの2人を蹴散らすと、リング上でオスプレイと対峙します。

オスプレイの打撃を受けるも蹴りで反撃すると、コーナーに追いやり串刺しドロップキックをお見舞いします。

その後、スリーパーで捉えられるも辛くも逃げ出したオスプレイ。

その後、キャシディとリング上で向き合った柴田は、何も発言することなくリングを後にしました。

 

長らく欠場している柴田ですが、昨年はG1クライマックス最終日にグラップリングルールでザック・セイバーJr.と闘い、今年のレッスルキングダムではLA道場の教え子である成田蓮と通常のプロレスルールで11分強試合をしています。

成田との試合の後、記者に自分の試合はプロレスだったか質問した柴田。

この問いに記者が素晴らしい試合だったと伝えると、柴田は復帰にかける想いを強く語りました。

柴田『ありがとうございます。これを復活と言わずして何と言うのか、オレはずっと気になっていました。ここに来る間も、みんなどう思って見て、どう思ってあの試合を受け止めたのか? 実際自分では見てないんでどういう試合だったか分かんないけど、一番大事ななんか魂っていうか、そういうものをぶつけられた、ぶつけ合えたっていうのがあの試合かなと自分は思っています。成田には申し訳なかったというか、いい経験になったんじゃないですか? 「こんなことがあるんだ、ああルール変えちゃうんだ、この人」って。まあオレ、今後どうなるか分かんないすけど、本当に分かんないんですよ、今後。自分の今後っていうのは分かんないですね。ただ一つ言えるのはオレの試合はプロレスだった。柴田はプロレスが出来る。これは世界でも見ている人がちゃんと認識出来たんじゃないかなと思います日本で出来ないんだったら、オレの残り少ない時間だから、そこはレスラー生命使って今年は試合したいなって思っています。何かありますか? 何でも答えますよ、今だったら』

──不安とか怖さもあったと思うんですけど。

柴田『それは多分、見ている人のほうが不安だったり怖さっていうのはあったと思います。実際、自分の体なんで自分の体の限界は知っているんで。ちょっと話が逸れるかもしれないですけど、ボクシングの山中選手かな? オレと同じ硬膜血腫っていう怪我をして、ライセンスを1回剥奪、失効されちゃったんですけど、ボクシングですよ? ボクシングでオレと同じ怪我して復帰するんですよ? オレはこれに凄い勇気をもらったんですよ。まあ先に試合しちゃいましたけど。あんな頭と腹しか殴んねえようなハードな戦いをするアスリートが復帰出来んだって。凄い勇気もらいましたね。逆にオレが先にやっちゃいましたけど、プロレスでも同じこと。ジャンルは違えど。ただみんなちょっと勘違いしている部分があるんでしっかりそこは説明しておきたいと思うのが、オレはつい昨日か一昨日かな、海外のメディアのインタビューでヘッドバットでってリリースされたんですよ。ヘッドバットじゃないんですよ、この怪我。もっと複雑なんですよ。ただ、そんなの関係ないしね。オレは試合した。今日言えるのはそれだけですね。本当に新日本、素晴らしい会社だと思います。迷惑かけてしまいましたけど、感謝しています。ありがとうございます』

引用:新日本プロレス

 

柴田がキャシディを助ける為だけに現れたのか、オスプレイのベルトに用があって登場したのかは不明です。

ただ、レッスルキングムで語った『日本で出来ないんだったら』と『今年は試合がしたい』というセリフが気になります

柴田にとって今年2試合目となる試合が、オレンジ・キャシディかオスプレイという可能性もあるでしょう。

アメリカのファンが柴田勝頼の試合を生で観れる日が来るかもしれません。

柴田勝頼【撮影:koba】

 

今後のアメリカ大会のどこかで柴田の試合が組まれるのか。

今後の柴田の動向に要注目です。