来週末に真夏の祭典「G1クライマックス」を控える新日本プロレスが、アメリカ大会で“ヤバい”カードを発表しました。
そのカードとは、ジョン・モクスリーとエル・デスペラードの“時間無制限ノーDQマッチ”です。
🎶🎶🎶MATCH ANNOUNCMENT!! 🎶🎶🎶
🎵Music City Mayhem! July 30th, Nashville 🎵NO DISQUALIFICATION:
🎶 @JonMoxley 🆚 @ElDesperado5Tickets are on sale NOW! Don’t wait, get your tickets today!
Tickets: https://t.co/UPKX7g9D68
PPV: https://t.co/K7t9Z8NBZd#njpw #njMayhem pic.twitter.com/0zS9fycTfy— NJPW of America (@NJPWofAmerica) July 8, 2022
唐突と思われるカードですが、鈴木軍がジェリコ・アプリシエイション・ソサエティ(以下ジェリコ感謝協会)と共闘することになったことがキッカケです。
モクスリーが所属するブラックプール・コンバット・クラブとジェリコ感謝協会は抗争中であり、そのジェリコ感謝協会に手を貸す形となった鈴木軍はAEWxNJPW合同興行で共闘。
日本に帰国したデスペラードがモクスリーと闘いたと公言したことにより、禁断のカードが実現しました。
モクスリーとデスペラードの一戦が行われる「Music City Mayhem」ですが、新日本の英語解説者のクリス・チャールトンさんがG1に匹敵するカードで構成されることをSNSで明らかにしています。
While the G1 is in Japan, Nashville is getting a G1 level card. This is a big ‘un. #njmayhem https://t.co/oiAmzFwjhM
— chris charlton (@reasonjp) July 7, 2022
『G1が日本で開催されている間、ナッシュビルではG1レベルのカードが組まれます。これはとてもビッグな大会です』
現地時間の7月30日にナッシュビルで行われる今大会は、デスペラードの他に高橋ヒロムとKUSHIDAの参戦が決まっています。
また、FITE TVによるPPVライブ配信も決定しました。
以前、KUSHIDAが公表していたPPV大会とは、このナッシュビル大会のことだったということでしょう。
Not in Nashville?
Still want to see Music City Mayhem as it happens?#njmayhem is a live exclusive on @FiteTV, as part of the #Starrcast lineup!
Order now!https://t.co/Clbrc0OPM6#njpw pic.twitter.com/v7fbPOQRNC
— NJPW Global (@njpwglobal) July 8, 2022
アメリカでG1クラスの大きな大会が行われることになり、その大会の顔となるのが新日ジュニアの3人です。
このアメリカ大会に参加が不可能な選手は、G1に参戦しているエル・ファンタズモと、同日程で試合が組まれているSHOとBUSHIのみ。
YOH、田口隆祐、ロビー・イーグルスなど、他のジュニア戦士もこのナッシュビル大会に参加する可能性はあるでしょう。
デスペラードの対戦相手は決まりましたが、ヒロムとKUSHIDAの対戦はまだ未発表です。
対戦相手が誰になるか情報はありませんが、KUSHIDAがInstagramで意味深な行動を投稿してきました。
それはラブレターの作成です。
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結婚していることを公表しているKUSHIDAなので、このラブレターは今闘いたい相手へのメッセージなのでしょう。
IWGPジュニアヘビー級王者への石森太二への挑戦は表明済みです。
もしかしたらこのラブレターは、アメリカなら対戦が実現できる相手への“果たし状”かもしれません。
新日本に復帰したKUSHIDAですが、復帰戦となった7・3後楽園ホール大会で、前団体で『叶わなかった夢』について語りました。
『4月ですね。WWEを離れました。新陳代謝が激しい会社ですので、必要にされなくなったと。まあ、WWEに入ることが夢だった僕にとって、叶えられた夢もあって。だけど、叶えられなかったメインロースターとか、残念ながら必要とされなかったですね。そこで叶えたかった夢っていうのは、「レッスルマニア」でダニエル・ブライアン、そしてカイル・オライリーと戦うこと。 この二つが夢だったんですけど、残念ながら本当に巨大な壁に阻まれて、ノックするぐらいは出来ましたけど、中に入れてもらえなかったっすね。それでもNXTというグループで一生懸命出来たんで、何も悔いはないし、胸を張って3年間生き抜いてきたと言えます。だから、人によっては夢破れて戻ってきたという見方もあると思うし、間違ってないし、そうやって見えても仕方ないと思います』引用:新日本プロレス |
夢を叶えるための手段の一つがラブレターだとしたら、今月末の米国ビッグマッチで夢が実現するかどうか注目でしょう。
そして、高橋ヒロムの対戦相手は誰になるのか。
AEWxNJPW合同興行で新日本のファンの心を鷲掴みにしたオレンジ・キャシディの参戦があるかどうかも気になるところです。
モクスリーとデスペラードのノーDQマッチが決まった「Music City Mayhem」ですが、日本時間の7月31日(日)早朝4時にライブ配信が開始されます。
ジュニアの3人がアメリカ大会で顔になるビッグマッチですが、今のところライブ配信はFITE TVのPPVのみ。
価格は$14.99(1,840円)。
モクスリーとデスペラードの試合以外にも、ヒロムとKUSHIDAもそれぞれドリームマッチが組まれれば、今回のPPVは破格値と言えるでしょう。
懸念があるとすれば、デスペラードがスムーズに帰国できるかどうか…
続報入り次第、ブログ内で情報更新したいと思います。
【続報】
記事更新直後、7・30ナッシュビル大会の追加カードが発表されました。
高橋ヒロムの対戦相手は、NJPW STRONGにも出場している次世代のハイフライヤー、ブレイク・クリスチャンです。
さらに、クラーク・コナーズのシングルマッチも発表になりました。
Match Announcements!!
🎶🎵Music City Mayhem 7/30 Nashville, TN🎵🎶🎶 @_BlakeChristian🆚@TIMEBOMB1105
🎶 @ClarkConnors🆚 @RichardsWesley
Already announced:
🎶 @JonMoxley🆚@ElDesperado5Tickets: https://t.co/UPKX7g9D68
Live on @FiteTV: https://t.co/yOJT81QIfz#njpw #njMayhem pic.twitter.com/kcK1RNF91a— NJPW of America (@NJPWofAmerica) July 9, 2022