ジェイ・ホワイトとチェーズ・オーエンズの間に生まれた亀裂

チェーズ・オーエンズ、ジェイ・ホワイト【撮影:koba】
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




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のG1クライマックスに最も多くのメンバーを輩出しているバレットクラブ。

4ブロックに対し8人エントリーしているので、当然同門対決が発生します。

仲間と言えど勝点を譲る展開にはなりませんが、闘う前から不穏な空気が漂っているのがジェイ・ホワイトとチェーズ・オーエンズです。

 

7・27後楽園ホール大会でタッグを組むと、試合中に誤爆が発生。

ジェイが羽交締めにしたオカダに対しエルボーを見舞おうとしたチェーズでしたが、これをオカダが避けたことによりジェイに誤爆。

さらにオカダがチェーズを押し返したことにより、チェーズがジェイに対しショルダータックルを見舞う結果となりました。

この不可抗力とも言える状況に、バックステージではこんなやり取りが行われています。

ジェイ『そしてチェーズ、日曜日には名古屋での試合を控えているな。俺たちの考えは同じだよな』
チェーズ『抑えていたけど、疲れてしまったんだ』
ジェイ『あれは俺が悪かった、ごめん』
チェーズ『いやいや、いいんだ』
ジェイ『俺たち同じ考えでいるよな? その様子だと日曜日の試合に向けて自信がないみたいだ』
チェーズ『俺たちにはプランがある。そのプランを遂行するだけだ。俺のこと、信じているよな!?』
ジェイ『そうだな』
チェーズ『俺は忠誠心がある』
ジェイ『そう願うよ。わかった、わかった、わかったよ。俺だって信じたい。でも不必要な攻撃が少し多い。BULLET CLUBがここまでなるには5年かかった。誰も絆は壊せない。チェーズと俺は同じ考えだ。それは日曜日も同じこと

引用:新日本プロレス

 

昨日の愛知大会初日でもジェイとチェーズの間に誤爆が発生。

バックステージでは後楽園ホール大会以上にシリアスな雰囲気で互いに詰め寄ります。

チェーズ『オイ、俺たち大丈夫だよな?』
ジェイ『俺が教えてほしいくらいだ』
チェーズ『何が問題なんだ?』
ジェイ『俺は何もないぞ。お前は?』
チチェーズ『俺も大丈夫だ』
ジェイ『次に向けて俺からアドバイスだ。次はあいつら(CHAOSのメンバー)をしっかり掴んでおけ。そしたら今日みたいなこと(アクシデント)はもう起こらない』
チェーズ『しっかり掴んでればいいんだな?』
ジェイ『その通りだ。それはそうと、この間のこと(アクシデント)はもう過去の話だ。今夜も予期せぬアクシデントだったが、約束するよ。俺を信じてくれ。あれはアクシデントだ』
チェーズ『信じていいのか?』
ジェイ『信じてくれ。これまでずっと助けてやってきただろ』
チェーズ『まあ、確かに……』
ジェイ『この間と今日のことは……“SH●T HAPPENS”(こういうこともある)とでも呼ぼう。これを見てるバカな奴でも分かるように、ちゃんと翻訳しといてくれよ』 引用:新日本プロレス

 

誤爆が故意かどうか分かりませんが、チェーズがジェイから勝点を奪うための策略の一つと言えるでしょう。

ジェイとチェーズの公式戦は今夜の愛知大会2日目です。

 

チェーズがジェイを裏切るようなことを企んでいるとは思いませんが、世界最高峰のレスラーの1人と証明するために、ジェイから勝点を奪いにいくでしょう。

もし、チェーズがジェイから勝つようなことが起きれば・・・

バレットクラブ内に新たな内紛問題が勃発するかもしれません。