今週末のG1クライマックス開幕まであと僅かですが、公式サイトで『優勝決定戦カード予想』というキャンペーンをやっているのをご存知でしょうか?
ファンの方々が、各ブロックを勝ち抜く選手を予想し、決勝のカードを当てるという企画です。
http://www.g1climax.jp/exp_final.html
実はこのブログでも、明確に優勝決定戦に進む選手を予想していませんでした。
私が予想していたことと言えば…
Aブロックから優勝者が出る
棚橋弘至が挑戦権利書を獲得する
もしくは
挑戦権利書の防衛戦の相手に指名される
今回はこの予想に加えて、優勝決定戦に進む2人を予想したいと思います。
まず、オカダカズチカのG1初出場初優勝となった2012年以降の大会優勝者を挙げると…
オカダカズチカ 2回
棚橋弘至 1回
内藤哲也 2回
ケニー・オメガ 1回
新日本プロレスのトップ中のトップである、4人しか優勝していません。
勿論、もっと遡れば棚橋は合計2回優勝しています。
この4人の共通点は、G1を優勝したレスラーとの対戦経験が多いということ。
ケニー vs オカダだけは、G1優勝後の東京ドームが初シングルとなりますが、いずれもG1優勝者とシングル戦をした実績がある選手だけが、G1で優勝しています。
すなわち、過去にこのトップ4とシングルマッチを行った実績が多い選手が、優勝決定戦に進む
2017年以降、このトップ4(オカダ・棚橋・内藤・ケニー)と試合をした実績を、勝敗と試合数でまとめてみました。
ちなみに、この4人の誰からも勝利していない選手は、選考から外してしまったことをご了承ください。
(海外でのシングル対戦や、大海賊祭りのシングル戦も含んでいます)
Aブロック
棚橋弘至 1勝2敗 計3試合
オカダカズチカ 3勝1敗1引き分け 計5試合
ジェイ・ホワイト 1勝1敗 計2試合
バッドラック・ファレ 1勝2敗 計3試合
EVIL 2勝2敗 計2試合
鈴木みのる 1勝3敗2引き分け 計6試合
Bブロック
ジュース・ロビンソン 1勝4敗 計5試合
石井智宏 3勝4敗 計7試合
ケニー・オメガ 2勝2敗1引き分け 計5試合
飯伏幸太 1勝1敗 計2試合
内藤哲也 2勝2敗 計4試合
ザック・セイバーJr 3勝3敗 計6試合
まずAブロックを分析すると、勝利数では当然前IWGPヘビー級王者であるオカダの勝利数が一番多いです。
ただしです。
試合数でみると合計6試合の鈴木みのるが一番多く、唯一トップ4(オカダ・棚橋・内藤・ケニー)全員と対決しているレスラーになります。
ということで、Aブロックから優勝決定戦に進むのは…
鈴木みのると予想
Bブロックの成績は拮抗しています。
しかし、シンプルに勝利数と試合数が一番多いレスラーで考えた場合…
石井智宏と予想
つまり、決勝戦のカードは…
鈴木みのる vs 石井智宏
実は7・1RPWマンチェスター大会で、ブリティッシュヘビー級王座を懸けて闘っています。
その時は、石井から勝利したみのるが、RPWのベルトを奪還しました。
勝った! pic.twitter.com/3VDCgWUPop
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) July 1, 2018
しかし、あくまでイギリスでのシングル戦の結果です。
昨年新日本に再上陸してからは、まだ一度も日本のリングでこの2人のシングルマッチは実現していません。
いつか実現するだろう黄金カードが、まさかG1の決勝の舞台になるとは…
(あくまで私の予想が当たった場合)
では、どちらが勝つのか?
G1でのジンクスが破れれなければ、今年の優勝者はAブロックから誕生します。
すなわち…
プロレス界の王様がG1を初制覇するということ