カール・アンダーソンのダブルブッキング問題に対して、新日本プロレスが公式声明を発表しました。
内容として11月5日の大阪大会に来日せず、タイトルマッチを反故した場合、NEVER無差別級王座の返上と同王座のベルトの返還を速やかに行うことを要求するというもの。
平たく言えば、11・5大阪大会で行われるタイトルマッチの約束を、予定通り守らなければ王座の返上とベルトの返還を求めるということでしょう。
この声明を出した当日、後楽園ホールで試合のあった対戦相手のヒクレオは、逃げるのは辞めて自分と闘えとアピールしました。
『おい、コーラクエンホール!カール・アンダーソン!カール・アンダーソン!オマエ、自分のしたことの重大さを分かってるのか。 ニュージャパンはオマエに王座の返上を要求してるが、 ノーノーノー。 俺はそんなもの望んでいない。 新日本プロレス、ニュージャパン、 聞いてくれ!俺はカール・アンダーソンと闘う!だから、ベルトの返上はやめてくれ!アンダーソン、 ちゃんとベルトを守れよ。 オマエが逃げるのをやめて、ニュージャパン・プロレスに戻ってくるまで、 俺はここで待ってるぞ!俺たち全員がオマエを待ってるからな! NEVER無差別級のベルトを持ってこい、 そしてベルトを懸けて俺と闘え!』 引用:新日本プロレス |
【10.26後楽園大会・第3試合】
「NEVER無差別級のベルトを持ってこい。そしてベルトを懸けて俺と闘え!」
ヒクレオが豪快なチョークスラムで東郷を撃破!
試合後、王者・アンダーソンへメッセージ!
★試合の詳細は新日本プロレス・スマホサイトで速報中!https://t.co/FW9Q9JpSsE#njautumn pic.twitter.com/h7rXIKeodc
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 26, 2022
Twitterでも『空位にする必要はない、待つ』とメッセージを送ったヒクレオですが、これに対しカール・アンダーソンが即座に返答しました。
I’m not vacating anything.
I’m the greatest #NeverOpenweightChampion of all time.
I’ll defend it on my time ….. get with my booking agent @The_BigLG
I’ll see ya then @Hiku_Leo 😘
That’s #TooSweet https://t.co/EyN24ib9TD— Karl “The Machine Gun” Anderson (@MachineGunKA) October 26, 2022
“俺は何も返上しない。 俺は史上最高のNEVERオープンウエイトチャンピオンだ。 俺は自分のタイミングでそれを守る…… 俺のブッキングエージェントのドク・ギャローズと連絡を取れ。 じゃあ、またなヒクレオ。TooSweet ” |
結局、アンダーソンの考えは『自分のタイミングで防衛戦を行う』で変わらず、王座返上の意思もないということ。
ヒクレオも王座返上を望んでおらず、アンダーソンとタイトルマッチを行うことを望んでいます。
WWEのサウジアラビア大会「クラウン・ジュエル」はアメリカ東部標準時(ET)の11月5日(土)正午12時、太平洋標準時(PT)の午前9時に行われます。
日本時間でいうと11月6日の深夜1時に開催です。
新日本の大阪大会は11月5日17時に試合開始なので、NEVERのタイトルマッチが予定通り行われるなら、日本で試合をした後にサウジアラビアに移動になります。
通常ルートでの飛行時間では間に合わない計算になります。
プライベートジェットなら間に合うのかどうかは不明です。
NEVERのタイトルマッチも、WWEの試合も今のところ何試合目に行われるのかは分かりません。
いずれにしても11月5日にアンダーソンが来日しない限り、予定通り新日本のタイトルマッチを行うことは不可能です。
果たして、NEVERのタイトルマッチは予定通り行われるのか、行われないのか…
.. @Hiku_Leo 😘 pic.twitter.com/M7T1VQQ1ii
— Karl “The Machine Gun” Anderson (@MachineGunKA) October 26, 2022