新日本vsNOAH対抗戦の記者会見で高橋ヒロムがメディアに対し怒り爆発

高橋ヒロム【撮影:koba】
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・21「WRESTLE KINGDOM 17 in 横浜アリーナ」大会が、新日本プロレスとプロレスリング・ノア(以下NOAH)の対抗戦とし発表されました。

1月6日17時に緊急記者会見が行われ、昨年同様ABEMAによるPPVでライブ配信されるとのことです。

視聴料金は一般チケットABEMAコインで2640コイン(3168円相当)、プレミアム会員限定チケットは2400コイン(2880円)になります。

 

対戦カードは第0試合含め全11試合。

その内5試合がロスインゴvs金剛になり、メインイベントは内藤哲也と拳王のシングルマッチです。

第0-1試合

大岩陵平&藤田晃生 vs 矢野安崇&小澤大嗣

第0-2試合

石井智宏&オスカー・ロイべ vs マサ北宮&稲葉大樹

第1試合

棚橋弘至&矢野通&小島聡&杉浦貴 vs 丸藤正道&KENTA&エル・ファンタズモ&外道

第2試合

エル・デスペラード vs HO-HEY

第3試合

タイガーマスク&田口隆祐&マスター・ワト vs AMAKUSA&宮脇純太&アレハンドロ

第4試合

オカダカズチカ&真壁刀義 vs 清宮海斗&稲村愛輝

第5試合

BUSHI vs タダスケ

第6試合

高橋ヒロム vs 大原はじめ

第7試合

SANADA vs 征矢学

第8試合

鷹木信悟 vs 中嶋勝彦

第9試合

中嶋勝彦 vs 拳王

 

会見では鷹木信悟と闘う中嶋勝彦が、勝ったらIWGP世界ヘビー挑戦権が欲しいと豪語。

対する鷹木も対抗戦までの2週間で何かを手にし持ってきたら、挑戦権を賭けてもいいと答えました。

 

高橋ヒロムが怒り爆発

 

メディアの質問がメインとセミに終始し会見終了と告げられると、高橋ヒロムがマイクを握り不満を爆発させました。

ヒロム『ちょっと待ったー!ちょっと記者の皆さん、勘弁してくださいよ。後ろの列、それから前の端の2人、ご興味ないんですか?セミとメインだけなんですか?聞かなくていいんですか?今日皆さん記者会見があると聞いて集まったんですよね?ということは質問を考えてきたんじゃないんですか?

セミとメインにしか興味ないんじゃないんですか?

それだとお客さんもそんな空気になっちゃうだろぉ!違いますか!

この上で誰か質問ある人、いればお願いします』

引用:新日本プロレスYouTubeチャンネル

 

いつもの高橋ヒロムの口調でしたが、明らかに不満を爆発させていました。

特に上記赤字の部分の発言は本気で怒っていたのでしょう。

この状況でマイクを取り自分の意見を言えるヒロムは、流石としか言いようがありません。

対抗戦に出場する選手を代表して会見に出ているというプロ意識を感じました。

このヒロムの行動に棚橋弘至も舌を巻くほど。

 

最注目は確かにメインとセミかもしれませんが、高橋ヒロムのコメントはツッコミ所満載でしたし、SANADAと征矢学の関係性はもっと深掘りできたはずです。

昨年の対抗戦で3カウントを取られたタダスケは、誰よりも悔しい思いをしていたと思います。

会見前からロスインゴと金剛のシングルマッチは予想できていたのですから、ヒロムの言う通り会見に参加する以上は質問を用意してくるべきです。

ヒロムの発言は正論であり、あの発言が無ければロスインゴ対金剛のシングルマッチの見どころはメインとセミの2試合と伝わってしまうところでした。

 

昨年に引き続いて新日本とNOAHの対抗戦。

団体間での対抗戦自体レアケースですが、完全決着とも言えるシングル5番勝負は非常に重要な一戦となります。

レスラー人生が賭かっていると言っても過言ではない今回のシングルマッチ。

どの試合も要注目の対決となりそうです。