内藤哲也が語ったプロレスキャリアの終わりについて

内藤哲也【撮影:koba】
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週連続で週刊プロレスの表紙を飾ったロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也。

年始の東京ドーム大会こそタイトルマッチに絡むことはできませんでしたが、プロレスリング・ノアとの対抗戦では金剛の拳王とシングルマッチで対戦。

その試合の直後には武藤敬司から引退試合の対戦相手に指名されました。

直近でもビッグマッチであった札幌大会で海野翔太とシングルマッチが組まれるなど、内藤需要が急上昇しています。

 

ジュリアとの対談で語った内藤哲也の拘り

 

2週連続となった週刊プロレスの表紙は同じブジロード傘下であるスターダムのジュリア。

連載が書籍化するご褒美にプロレスラーとの対談と、その相手を選べる権利を得たジュリアは、新日本プロレスの内藤哲也を希望しました。

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ジュリアの希望が通る形で実現した貴重な対談。

対談では普段あまり聞いたことのない内藤の拘りを知ることができました。

▪︎現役でいる限りはずっとロス・インゴベルナブレスを名乗りたい

▪︎バックステージで言いたいことだけ言って帰るスタンスは、これまでのコメントと話が繋がるよう、質問によってチグハグな回答にならないようにするため

▪︎内藤自身、ロスインゴと略さず最低でもロス・インゴベルナブレスと言うようにしている

▪︎その理由は初見の人にもユニット名を覚えて欲しいから

▪︎タイトルマッチの日程を正確に言うのも、会場名を言うのも同じ理由

▪︎プロレスを好きになったキッカケの武藤敬司との引退試合は、まさに“デスティーノ”なシチュエーション

※対談が掲載された週刊プロレスはこちら

 

武藤敬司の引退試合の相手を務めることについて話が広がると、武藤戦への意気込みを語った内藤り

11年前のシングルマッチでは何もできなかったと語った内藤が、引退直前の武藤にどんな試合を展開するのか…。

プロレス史上に残る歴史的一夜になることは間違いないでしょう。

 

内藤哲也が語ったプロレスキャリアの終わり

 

話が“自身の終わり”について及ぶと、『自身の引退試合について考えたりするか?』という質問に対しこんな発言を口にしました。

『いまは終わりを意識しながら試合しています』

引用:週刊プロレス

 

何年か前までは想像していなかったものの、目の手術以降、一時期は引退も覚悟した内藤。

21年夏から再び目の不調に悩まされた内藤は、昨年再び目の手術を行っています。

100%の状態に戻ることのないとう右目ですが、内藤が目の前の試合をすべて大事と語るのは、自身のレスラー寿命は長くないという想いもあるのでしょう。

 

今の目標は2024の1・4東京ドーム大会で大合唱することと語っている内藤哲也が、どうやってその場所に辿り着くのか。

3月には新日本最大のトーナメントであるNEW JAPAN CUPが始まりまります。

優勝すればIWGP世界ヘビー級王座挑戦も見えてくるでしょう。

7年振りの優勝に向け、一回戦どんな相手と組まれるのか…

出場選手発表がいつになるか気になるところです。