出場者決定トーナメントから始まり、プロ野球の「クライマックスシリーズ」さながらの決勝トーナメント、両国国技館での優勝決定戦と過去一ドラマティックな熱戦が続いたと言っても過言ではない今夏のG1クライマックス。
約1ヶ月のリーグ戦でカリスマ性を高めた選手、外敵としてベストバウトを繰り広げた選手、満身創痍で闘い抜いた選手など、すべての選手が主役のリーグ戦だったと言えるでしょう。
中でもG1開幕前から注目度の高かった選手と言えば、プロレスリング・ノアに別れを告げ新日本プロレスにやってきたジェイク・リーです。
他の選手以上に注目されたリーグ戦で、結果は4勝5敗の勝点6。
思ったような結果を残すことはできませんでしたが、新日本へ勧誘していた棚橋弘至はこのジェイクの活躍をどう見ていたのか。
先週の「棚橋弘至のPodcastOff!」で、ジェイクの初めてのG1での闘いを総括しました。
【㊗300回記念!】
『棚橋弘至のPodcastOff!』更新!
・〇月に“記念イベント”実現か!?
・社長として迎える初の『G1』最終戦!
・“大躍進”ゲイブ、上村、ボルチンを語る!!コチラから
⇒https://t.co/vqLjbuytI8#タナポ #タナポ30 pic.twitter.com/Obocxe8t74— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 19, 2024
真下『僕ちょっと棚橋さんに伺いたいのはジェイク選手。結構鳴り物入りでNOAHから来ましたけど。今回試合内容は良かったですけど、点数的には伸びなかったんですけど、ジェイクさんはどういう風にご覧になったんですか?』 棚橋『そうですね。あの僕はね、ジェイク・リー、勿論ね実力ある選手なんですけど。実力プラスG1っていうモノへの気持ちの差なんじゃないかなと。まだこのね、外敵というかフリーで上がってる訳なんで。新日本所属選手とのG1への思い入れの差だけだと思いますね』 真下『なるほど』 棚橋『絶対獲りたいと。若手の頃からリングサイドで見ててG1に優勝することの大変さとか、その栄光の大きさとかっていうものが、多分ちょっとまだね。是が非でもっていう、何が何でも優勝したい選手がいる中で、そこのちょっとした熱量の差だけだと思いますね。 最初から100%で来てたら分かんなかった。違う結果になってますね』 引用:「棚橋弘至のPodcastOff!」 |
棚橋が語ったのは結果が伴わなかったことの「気持ちの差・思い入れの差・熱量の差」。
気持ちの部分のちょっとした差だけが足りなかったと語りましたが、その差がなく100%で来ていたら違う結果になっていたと語っただけに、物足りないと感じた部分なのかもしれません。
ただ、新日本に辿り着くという想いは誰よりも強かっただろうジェイクがこのままで終わることはないでしょう。
決して平坦な道のりではなかったキャリアの中で、遂に辿り着いた舞台だったはずです。
WAR DOGSの一員となったジェイクが、誰に対し、どのように噛み付くのか…
ジェイクの熱量を感じるのはこれからなはずです。
気付けば4連敗、非常によろしくない状況なのは間違いない
ただこういう状況は私の生活では日常茶飯事であり、これからどうするかで真価が問われる
それが人生というやつだ#njpw
— ジェイク・リー (@JakeLee19890119) July 31, 2024