ウィル・オスプレイが海外メディアに熱く語ったケニー・オメガへのリベンジ

ケニー・オメガ、ウィル・オスプレイ【撮影:koba】
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スト・オブ・ザ・スーパージュニア開催の最中、アメリカで行われるビッグマッチ「Resurgence」ロングビーチ大会。

豪華なラインナップが組まれたPPV大会ですが、個人的に最も注目しているカードは、IWGP USヘビー級王座ナンバーワン・コンテンダートーナメント1回戦です。

ウィル・オスプレイか棚橋弘至のどちらかが、ケニー・オメガの持つUSヘビー挑戦にリーチをかけることになります。

 

前日の公開会見に出席したオスプレイは、棚橋を“レジェンド”と称えた一方で、試合は棚橋が流血するような残酷な試合になることを予告しました。

『なあ、俺はヤツ(棚橋)にいまさらたわごとを言うつもりはない。この男は“レジェンド”なんだ。つまりレジェンドとして扱われるに値する男なんだ。レジェンドなんだよ。
どうもありがとう。俺が今、家を持っているのは、骨を折ったり腰を折ったりして、新日本プロレスが今ここにあるからなんだよ。そこは感謝してもしきれない。だから、たわごとを言うつもりはない。
しかしだ。俺にはわかっている。俺にはコレが何よりも必要なんだ。誰もが、トーキョードームで起きたことを見ただろう。今なら安心して言える。聞いてくれ。片手に心臓を持って、もう片方の手にはズタ袋を持って倒れた。反抗的だった。しかしこれはすべて、本来、俺のものであるものを取り戻すために起きたことだ。あの美しい赤色のレバーとゴールドのベルト。
だからな、タナハシ。日曜日には血が流れるだろうが、悪い血ではないだろう。これは個人的なことじゃない、ビジネスなんだ』

引用:新日本プロレス

 

棚橋が血を見るような試合になることを予告するも、あくまでビジネスであると個人な恨みはないことを語ったオスプレイ。

公式会見ではあまり多くを語らなかったオスプレイですが、数日前に語った海外メディアでのインタビューでは、レッスルキングムでの試合を振り返りながらケニー・オメガへのリベンジを熱く語りました

『自分が彼(ケニー)のレベルであることを示したかったんだ。彼を追い越すのはすごいことだ。今回はより大きなチャンスだと思っている。彼にとってもそうだろうが、僕にとっても、ケニーとの試合ということで、より大きなものになった。正直なところ、俺はケツを叩かれたんだ。恥ずかしいよ。俺は会社を代表する男であるべきなんだ

彼のことを“レジェンド”とまでは言わないが、廊下を通り過ぎようとしたら腕を掴まれて、「おい、新日本のことを思い出せ」と言われた。それで俺は腹に火がつき、「クソッタレめ。やってやるぞ」と思った。しかし、試合は20分経過したところで、体が動かなくなった。復活する瞬間もあったんだけど、それも殆どなかった。あの試合は、途中で負けると思ったんだ。ただ、自ら倒れるのは嫌だったから、闘い続けたよ

俺にとって今回の試合は、自分のプライドを取り戻すためのものなんだ。レッスルキングダムの後、ひどい気分だった。みんなを失望させたと思った。ユナイテッド・エンパイアの仲間たちと、船を捨てたこの男が戻って来て俺の財産を盗むのを許した新日本のファンのみんなをね』

引用:Fightful

※意訳、誤訳は悪しからず

 

ケニー・オメガの場所に再び辿り着くには、「Resurgence」ロングビーチ大会で棚橋を倒し、6月の「ドミニオン」でランス・アーチャーを倒す必要があります。

しかし、ナンバーワン・コンテンダートーナメントの1回戦も決勝戦も、オスプレイにとっては“ビジネス”であり、対戦相手に敵意はないのでしょう。

全てはケニー・オメガへのリベンジの機会に辿り着くため。

残忍なまでに相手を倒すということに集中するのでしょう。

「Resurgence」ロングビーチ大会の速報はこちらです。