今年行われたAEW x NJPW合同興行「Forbidden Door」で、最も禁断の扉が開かれた試合と言えばオカダカズチカ対ブライアン・ダニエルソンの試合でしょう。
両団体のトップ中のトップの選手のシングルマッチが実現したのですから、世界中のファンが熱狂したのだと思います。
試合もオカダが8年前のG1クライマックスの中邑真輔戦以来となるギブアップ負けを喫し、ブライアンも試合中骨折という大怪我を負いながらも闘い続け勝利しました。
エモーショナルな結果だっただけに、再戦は東京ドームと思う日本のファンも多いはずです。
注目のドリームマッチは壮絶激闘の末、ブライアンがオカダから驚異の“拷問技”でタップ勝利!
US王座戦は“死闘”再び!
オスプレイが粘るケニーを沈めて執念の王座奪還!!【『#ForbiddenDoor』結果】
★試合の詳細は新日本プロレス・スマホサイトで速報中!https://t.co/1mks5ZBYng#AEWxNJPW pic.twitter.com/d7Z58fgilM
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) June 26, 2023
新日本プロレスとAEWの重要なパイプ役と思われるロッキー・ロメロですが、彼もまた2人の再戦は日本で実現して欲しいと言及しています。
海外メディアのインタビューに答えたロッキーは、いかに2人の初対決(新日本とAEW内で)が素晴らしかったかを熱弁しました。
Rocky Romero: I Would Love To See Bryan Danielson Have A Rematch With Kazuchika Okada In Japan https://t.co/mmb6WuLpir
— Fightful Wrestling (@Fightful) August 30, 2023
ロッキー『ブライアンが途中で腕を骨折したのは残念だ。明らかに素晴らしい試合だったからだ。しかし、私が気に入っているのは、あの結末があれば、それが禁断の扉であろうとなかろうと、そのストーリーでできることがもっとあるという事実だ。 来年でもどこででも。 彼らはまだ頂点に達していないように感じる。完璧な初対決だったよ。それこそがメジャーレスラー同士の初対決のあるべき姿であり、テーブルの上に少し肉を残すことで、次の対戦に本腰を入れて臨むことができる。 それがいつになるかはわからないが、来年あたりに実現することを願っているよ。明らかに、ブライアンはハードなスタイルだったし、少しずつ追いつき始めているように感じるから、早いに越したことはない』 引用:Keepin’ It Strong Style / Fightful |
また、ロッキー・ロメロは2人の試合が日本で行われるべき理由をこの様に語っています。
ロッキー『日本でもそれが起こるのを見てみたいと思っている。なぜなら、彼らには自分たちがやりたいこと、それをどうやってやるのか、そしてファンがどう反応するのか、より多くのスペースが与えられるからだ。 Forbidden Doorはファンのリアクションという点ではかなり特別なものだっだ。それを否定するわけじゃないけど、日本のオーラや日本で対面する彼らの試合構成や試合運びは、アメリカの観客の前でやるのと比べて、何か特別なものがあるような気がするんだ。 だから、もし実現すれば、ブライアンが新日本のビッグショーや東京ドームなどで試合をするのはまさに狂気の沙汰だね。とても素晴らしいことだよ』 引用:Keepin’ It Strong Style / Fightful |
※意訳、誤訳は悪しからず
ロッキーは日本で2人の試合が実現した際は、アメリカでの試合よりさらに神がかった領域に踏み込めると考えているのでしょう。
今回のロッキーの発言はは日本のファンが思っていることを代弁しているようなインタビューでした。
ロッキーが口にするなら、本当に実現してしまいそうな気がしてしまいます。
オカダの次のシングルが来年の東京ドーム大会で、相手がブライアン・ダニエルソンなら、まさしく狂気の沙汰と言えるでしょう。