2・11大阪エディオンアリーナ大会で行われるユナイテッド・エンパイアとバレットクラブの金網マッチに向けた前哨戦は、2勝1敗1分でWAR DOGSが勝ち越しました。
特にIWGPジュニアタッグのベルトを奪い返せたのは精神的にも大きなアドバンテージとなりそうです。
昨夜の後楽園ホール大会のバックステージでは、ベルトを奪われたフランシスコ・アキラが、金網マッチへ向け弱音を吐きました。
アキラ「あのフォークを見た瞬間、もうダメだった。完全にダメだった。負けてしまったことは謝る。俺の責任だ。でも俺はリングでは全てを出し切った。俺は…ケージマッチをやれる気がしない…」
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) February 4, 2024
一方で勢いに乗るWAR DOGSはリーダーであるデビッド・フィンレーが金網マッチの一部ルールを明かしています。
フィンレー『どのユニットが出来損ないだらけかわかってるだろ?出来損ないだらけなのはUNITED EMPIREだ!俺のドッグたちが鉄柵を猛攻撃するぞ!ビリー・ボーイ。お前が、俺がルールを決めると言ったんだ。これが俺たちがやることだ。ウイル、お前が先に始めるんだ。俺のオッズがスタックするように、お前もスタックさせたいからな。 2分経ったら、俺のWAR DOGSから1人送る。そうすればお前は1度に2つ不利になる。それからまた2分経後に、オッズをイーブンにさせてやる。さらに2分後に、俺たち全員がリングに上がるまでに、オッズをイーブンにさせてやる。わかったか?もちろん失格はなしだ!』 引用:新日本プロレス |
金網マッチの詳細ルールはまだ決まっていません。
「NEW YEAR DASH!!」でWAR DOGSのラフファイトに怒りを露わにしたウィル・オスプレイは『ルールはお前が決めるがいい』と豪語していました。
フィンレーが明かした金網マッチのルールはご覧の通りです。
①オスプレイからスタート
②2分経ったらWAR DOGSから1人送る
③そうすると1度に2つ不利になる
④それから2分後、オッズはイーブンになる
⑤WAR DOGS全員がリングに上がったら、オッズがイーブンになる
⑥失格はなし
フィンレーが明かしたルールは時間差で人数が増えるハンデキャップマッチということでしょう。
試合開始時、エンパイアはオスプレイからスタート、WAR DOGSの1人目は不明。
2分後にWAR DOGSから1人追加になるので、2対1の状況になります。
その2分後に『オッズをイーブン』と言っているので、エンパイアのメンバーが1人加わり2対2になります。
これを繰り返し、2分間はエンパイアが数的不利、その後の2分間は人数イーブンを繰り返し、全員揃うまで失格はなしというルールです。
恐らく、両ユニット全員がリングに上がるのに最低でも16分間かかる計算になります。
フィンレーはバックステージコメントの最後に、「オスプレイの顔面に俺のヒザが入る」と予告しています。
もしかしたら、金網マッチの決着判定はオスプレイかフィンレーのどちらかが敗れた場合のみのルールになるかもしれません。
フィンレー『お前のケツを蹴り飛ばし、お前ら全員を血まみれにしてボロボロにしてやる!オスプレイ、お前がこの会社で最後に目にするのは、俺のヒザがお前の顔に入り、そのあとで見上げるライトだ!お前は心の奥底で、出来損ないで、どうしようもない存在であることを知ることになる!』 引用:新日本プロレス |
本日の後楽園ホール大会でも前哨戦は続きます。
恐らく、このタイミングでルールの全貌が明らかになることでしょう。
両ユニットともに負傷者がいる状況でメンバーもどうなるか分かりませんが、大阪大会の金網マッチは残酷な試合内容になりそうです。