ジェフ・コブが口にした『俺の望む変化』と『加わる必要があると思える変化』とは

ジェフ・コブ【撮影:Koba】
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NEW JAPAN CUPに4選手がエントリーしたものの、全員が1回戦で敗退してしまったユナイテッド・エンパイア。

ウィル・オスプレイがAEWに移籍した影響が出たと言われてもおかしくない状況になってしまった中、それぞれの選手が自己主張を始めました。

TJPは無差別級への挑戦を口にし、エンパイアのキャプテンになると主張。

グレート・オーカーンは同世代とも言える上村優也を挑発。

そして、昨日の岡山大会ではジェフ・コブが意味深発言を熱弁しました。

コブ『ドアを閉めるからちょっと待って。聞いてくれ、1度しか言わないから注意して聞いてくれ。俺はSNS“X”の茶番に対処するつもりだ!俺をタグ付けするのは止めてくれ。俺はSNSの“X”なんぞどうでもいい。SNS“X”は俺が住むリアルな場所じゃないからな。「ねえ、ジェフ。誰が帝国の新しいリーダーになるの?」なんて言ってやがる。肝心なのは、ジェフ・コブはそんなものには返信しないということだ!

ああ、俺はその役をオファーされたさ。振り返れば、俺が何をしているかわかるだろう?俺はこの業界で何をしたいのか証明するには、この会社で何をしたいのか証明するには、俺の名の横にタイトルが必要だとでも思うのか?俺にはタイトルなんて必要ない!そんな肩書きなんてなくとも、やりたいことは全てやるんだ!俺が肩書きを欲しがろうがそうじゃなかろうが、そんなのはどうでもいい。ああ、もしお前がキャプテンになりたいなら、なればいいさ。新日本プロレスのチャンピオン一人残らず全員に、警告するぞ!』

引用:新日本プロレス

 

エンパイアのリーダーを打診されていたことを明かしたジェフ・コブ。

それがオスプレイからなのか仲間達からなのか、誰から打診されたのかは分かりません。

ただ、「リーダー」という肩書きに興味がないと断言すると、『もしお前がキャプテンになりたいなら、なればいいさ』と発言しました。

この『お前』がTJPのことを指しているかどうかも不明ですが、キャプテンになることを認める発言を口にしています。

コブ『見落とされ、スルーされているヤツらについて話している人々がいるだろう。見落とされスルーされてきたのがこの俺だ!既に言った通り、俺には肩書きは必要ない!俺の名前の横に肩書きはいらない。俺が唯一欲しいものは、俺の腰に巻くタイトルだけだ!だから、おまえキャプテンになってもいい

俺たちは行きたい方向へ船を操縦することができるが、もし俺が望むものが遠くに見え、俺たちがその方向へ進まない場合は、俺が救命ボートに飛び乗り、泳いで泳いで俺の望むものまで泳ぐことに、おまえの最後の1ドルを賭けてもいいぞ。それがチャンピオンシップのゴールだ。時がきたら、それを獲るつもりだ』

引用:新日本プロレス

 

さらにジェフ・コブは自分が望むものと、エンパイアが進む先が違うのであれば、自分の欲しいものを優先すると言いました。

これは方向性の違いが生じた際はユニットから離脱するという意味なのか、今後は好きなようにやるという意味なのかは分かりません。

ただ、『おまえの最後の1ドル』と言う表現は気になります。

もし『お前』がTJPならば、『TJPへのランスチャンスを与える』と捉えることもできます。

 

これまでの発言も意味深な内容でしたが、最後にジェフ・コブは新日本への要求または挑発とも取れる発言を口にしています。

コブ『要するに、俺は新日本プロレスに変化が欲しいと言ったんだもし俺の望む変化が得られなければ、もしくは俺たちが加わる必要があると思える変化がない場合は、変わる必要があるのは俺ではないということだろう。おそらく真実は、その景色に変化が必要だということだろう』

引用:新日本プロレス

 

『俺の望む変化』と『俺たちが加わる必要があると思える変化』とは一体何の事を指しているのか?

例えば『俺の望む変化』はコブが望む新メンバーの新日本プロレス参戦の許諾。

『俺たちが加わる必要があると思える変化』とは、エンパイアの仲間たちが新メンバー加入を望んでいるという意味とも考えられます。

 

この2つの“変化”はニアリーイコールなのか、それとも全く別の変化なのかは分かりません。

ただジェフ・コブの言う通りなら、新日本に対して“変化”を要求しています。

今見えている景色に変化が起きることが真実であるだろうとも言いました。

あまりに意味深な発言のバックステージコメントでしたが、今後の新日本に変化が起きるかどうか、そして今後のジェフ・コブの発言・反応にも要注目です。

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