遂に、とうとう、やっと…
G1クライマックス開幕です!
そして、各開催地の試合順も決まり、前日記者会見も公開されました。
公式戦の試合順や詳細の発表が遅れた理由は色々あると思いますが、今回の西日本を中心とした豪雨の被害状況を考慮してのことだと思います。
特に被災日である福岡や高松は、慎重に慎重を重ね、開催決定を決めるに至ったことでしょう。
まだまだ被災者の方の避難生活は続き、日常を取り戻すのには時間がかかると思いますが、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
西日本豪雨・被災者支援の“募金箱設置”のお知らせhttps://t.co/X2Vj5GneEU#njpw #g128 pic.twitter.com/fLPojVuHuI
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 13, 2018
G1開催が決まった以上、当ブログでもG1クライマックスを全力で盛り上げたいと思います!
まず、G1公式戦が決まったことにより、選手別のメインイベント出場数も決まりました。
Aブロック
オカダ⑦ ジェイ②
棚橋① ペイジ① 真壁①
YOSHI-HASHI① エルガン①
みのる① EVIL①
Bブロック
ケニー③ 内藤③
後藤③ SANADA③
飯伏③ 石井①
Aブロックはオカダカズチカに偏っていますが、逆に多くの選手がメインでオカダを倒すチャンスがあるということ。
他の選手が星取り計算するなら、オカダ戦は是が非でも勝点獲得を目指すことでしょう。
Bブロックは何人かの選手に集中していますが、ケニー以外のメインは全て日本人というところがポイントです。
前日記者会見で内藤がケニーの発言に噛み付いたように、他の選手がメインイベントの後どんな言葉を口にするのか…
その内藤が噛み付いた記者会見ですが、個人的に印象に残った選手が3人います。
1人目は真壁刀義
『観てる観客たちに言いたいよね。すげー試合すっから。
もちろん、この俺も観客がぐうの音も出ねぇぐらいすげー試合を見せますから。
とりあえずさ、俺、毎回何度も言うけどさ、G1 CLIMAXに出ていい試合します。健闘します。
そんなことはどうだっていいんだよ。出るからには優勝しか考えてねぇ。何が起こるかわからねぇ。
それがG1 CLIMAXだ。』
引用:新日本プロレス
今回のG1に対する決意と、悲壮感が見え隠れしました。
鈴木みのるを除けば、真壁が最年長。
いつか来るであろうG1『引退』の二文字。
次は自分かもしれないという恐怖と、絶対終わらせないという熱い思いが伝わってきました。
2人目はEVIL
『G1 CLIMAX優勝者は、東京ドームのメインの権利証の獲得だよな?
東京ドームのメインに立つということは、このリングを制するうえで最も重要なことだ。
(中略)
そして、去年言ったEVIL、SANADAこそがいま、そしてこれからの新日本の姿となる。これは仲間とか関係ない。俺の本音だ。だから、決勝に上がって来い。
そのうえでG1 CLIMAXを制し、権利証を獲得した暁にはたった一人、たった一人、闘いたい相手でいる。』
引用:新日本プロレス
この闘いたい相手とは、恐らく内藤哲也のこと。
2015年、内藤のパレハとして凱旋帰国し、ずっと内藤を見て成長してきたEVIL。
その内藤を超えるということが、自分に課せた高いハードルなのでしょう。
3人目はSANADA
『今年のG1 CLIMAX、SANADA、EVIL、そしてもう一人。
この3人が結果を出さないとダメなんじゃないかなと思っております。』
引用:新日本プロレス
今週号の週刊プロレスでSANADAが名前を出していたのは、本人とEVILと飯伏。
新日本のトップ4(棚橋・オカダ・内藤・ケニー)の牙城を崩すには、この3人の活躍が必要不可欠だと感じているのでしょう。
そんな二人の対戦は、7・26長岡大会のメインイベント。
SANADAと飯伏の初遭遇で、どんな化学反応が起きるのか…
最後に明日から始まるG1クライマックで、期待していることがあります。
ロスインゴのメンバーが、左眼窩底骨折で旗揚げ記念シリーズを欠場したEVILの代わりに、EVILのTシャツを持ってリングに上がったことを憶えていますでしょうか。
今度は高橋ヒロムのTシャツを用意するのかどうか…
G1公式戦とその前哨戦を控えている緊張感のある状況で、普通ならそういう行動は控えることでしょう。
期待はせずにG1開幕を待ちたいと思います!