ドミニオンでG1参戦を宣言し、20人という狭き門をくぐることに成功したKENTA。
新日本のヘビー級で結果を残す為のスタートラインに立つ為には、何がなんでもG1に出場する必要がありました。
そして次は結果を残すこと。
新日本スマホサイトのインタビューでも、その強い想いを語っています。
KENTA「ボクはいろいろな思いや覚悟を持ってこの場を選んだんで。正直、これでダメだったら終わりますよ。本当に言い訳できないところを自分で選んだと思っているし、それぐらいの気持ちで臨みたいと思うと同時に、純粋に楽しみたいという思いもあります」
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勿論、KENTAがエントリーできたことによりG1に選ばれなかった選手がいます。
そして、その選手のG1での活躍を期待していたファンも大勢いるでしょう。
ドミニオンでの大歓声での登場とは裏腹に、KENTAの新日本参戦は決して平坦な道ではないと思います。
全てを変えるには試合で答えるしかなく、結果を出すしかありません。
今週の『週刊プロレス』のインタビューで、NOAHではなく新日本を選んだ理由を語っています。
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— 週刊プロレス (@shupromobile) June 18, 2019
家族がいるアメリカを拠点に新日本に参戦するKENTAにとって、海外への再挑戦の気持ちは強いはずです。
海外で結果を残せていないのにNOAHに戻るなんてことは、ファンが許せても自分自身が許せないことでしょう。
NOAHを日本一の団体にするには今のKENTAではなく、世界で結果を残したKENTAが必要です。
KENTAにとっての新日本参戦は、かつての自分を取り戻す闘いでもあります。
結果を出せば自然と自信も取り戻せることでしょう。
今は、NOAHのリングに立つ自信がないのかもしれません。
KENTAの新日本参戦を許せないファンの方にも、是非読んで欲しいインタビュー記事でした。
※写真に楽天ブックスのリンク貼ってあります
新日本のリングに上がることは、もう一度世界に進出する為のジャンプ台という気持ちでいいんだと思います。
棚橋弘至が再びIWGPを目指すことも、YOSHI-HASHIがG1出場権を賭けろと言うことも、KENTAがG1に参戦することもレスラーにとって必要なアピールです。
結局、遠慮していたら何も変わりません。
自分がしたい事を口に出さなければ、ファンの心にも会社の耳にも何も届かないでしょう。
AブロックのG1初出場はウィル・オスプレイとKENTAの2人。
しかし、NEW JAPAN CUPやNEVER無差別級タイトルマッチでヘビー級と闘っているオスプレイにとって、初対決となる選手は半分くらいでしょう。
そう考えると唯一どの選手とも対戦経験のないKENTAが、Aブロックのキーマンになると思います。
『G1 CLIMAX 29』両ブロックの“星取表”! “大会規定”はコチラから!
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なんだかんだ言ってもAブロックの優勝候補は、現IWGPヘビー級チャンピオンであるオカダカズチカです。
G1楽しみだな!
誰とどこでやるかも、明日楽しみだな! pic.twitter.com/Ger6hFv8Mf— オカダ・カズチカ (@rainmakerXokada) June 16, 2019
個人的にはこのG1でオカダに土を付ける選手は、KENTAだと思っています。
2016年にG1に初参戦したNOAHの丸藤正道は、開幕戦でオカダカズチカを破りました。
恐らくKENTAもそこは意識していることでしょう。
ちなみにこの時の丸藤の成績は5勝4敗。
単純に比べられる数字ではないですが、結果という意味ではボーダーラインになるでしょう。
いつかNOAHに戻るために自分に課せた高いハードルが新日本参戦であり、G1クライマックス挑戦なんだと思います。