期待していたサプライズや事件がなかったものの、全て試合が白熱し充実した興行となった「NEW JAPAN ROAD」後楽園ホール大会。
久しぶりの1,700人越えの動員を記録したのは、組まれたカードによる期待の表れでしょう。
第三世代に闘志剥き出しで挑む上村優也。
この日も昂ぶる気持ちが、一撃一撃にこもっていたことでしょう。
鷹木信悟と組まれたシングルマッチでは、後楽園の多くの観客がヘナーレを後押ししました。
ヘナーレの変化に会場を訪れたファンも何かを感じたことでしょう。
滅多にないチャンスで全力を出し切ったヘナーレに、覚醒の期待が膨らみます。
両国国技館大会まで待ったなしとなったのは、獣神サンダーライガーと鈴木みのる。
ここに来てライガーの本名を出すなど、最後のライガー戦に拘りを感じました。
残すは両国でのシングルマッチだけです。
バトルライガーとして闘うのか、それともマスクを脱いで闘うのか…
バックステージでも鈴木みのるは爆発寸前…!
「俺の首、ここだ! 取りに来やがれライガーよ、いや、山田恵一よ! いつまでそんな偽りのお面かぶってんだよ!」
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CHAOSとバレットクラブの一戦では、後藤洋央紀が好調をキープ。
両国大会でジェイ・ホワイトとのインターコンチネンタル選手権を決定付けるのかが注目でしょう。
東京ドームで二冠挑戦の可能性があり、近年の鬱憤を晴らすときがきました。
ロスインゴと鈴木軍のタッグマッチは、ベルトを失った内藤哲也をタイチがイジる展開に。
二冠を諦めないと語る内藤と、その内藤の言動が気になるタイチ。
試合後エプロンサイドで話していましたが、一体どんな会話をしていたのか…
デビュー20周年記念試合で、NEVER無差別級6人タッグ選手権に挑むことになった棚橋弘至とチーム“こっから”。
観客総出で応援ボードを掲げた光景に、この日ばかりはエースの顔も崩れます。
NEVER6人のベルト奪取で東京ドームへの道を作りたいところでしたが、矢野ワールドに屈してしまいました。
内藤同様、東京ドーム大会でのタイトルマッチに向けまたゼロからのスタートです。
メインイベントはタイトルマッチ級のスペシャルタッグマッチ。
飯伏幸太&オカダカズチカ vs EVIL&SANADA
新日本らしい華がある4人の対戦となりました。
タッグマッチというより、シングルマッチを2試合同時に行うような迫力に、会場も割れんばかり観戦で選手を後押しします。
試合結果はご存知の通り、EVILが飯伏を下し後楽園ホールをダークネスに染め上げました。
この日際立ったのは、SANADAの溢れんばかりの自信。
そして、EVILから放たれる情熱。
試合後のEVILの一言で、歴史が動く予感を感じました。
『SANADA!東京ドームで勝負だ!』
「SANADA!東京ドームで勝負だ!」
またもや飯伏から3カウント奪取! EVILが“パートナー”に宣戦布告!!
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今まで一度も動いたことの無い、IWGPヘビー級王座挑戦権利証。
過去このタイミングで殆ど敗れることのなかった、IWGPヘビー級チャンピオン。
昨日の試合後のバックステージから、両国大会後の2人の姿を想像してしまいました。
10.14両国決戦まであと1週間!
SANADA&EVIL組の怒涛の猛攻に、オカダ&飯伏組は青息吐息…!!
オカダは「さすがチャレンジャー、勢いがあっていいじゃない」
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飯伏とオカダが敗れ、迷子が4人に増えてしまうのか…
全ては来週の両国国技館大会で決まります。
運良くまだチケットは売り切れてないそうです。
歴史が動くかもしれない瞬間に遭遇できるかどうかは、一歩踏み出せる勇気かもしれません。
【お知らせ】
昨日撮った写真はブログにアップした以外に、Twitterでもツイートしています。
試合前のIWGPヘビー級選手権の調印式の様子もアップしました。
気になる方はこちらもご覧ください。