DOMINIONの舞台は◯◯の歴史。大阪城ホール大会2連戦【新日本プロレス】

雑感




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阪城ホール大会2連戦に向け、多くのファンが期待を高めているでしょう。

7・11は「NEW JAPAN CUP」(以下NJC)決勝であるオカダカズチカEVILの一戦があります。

 

ここまで変型のコブラクラッチで勝ち上がってきたオカダは、どんなEVILが来ても負けないと豪語。

二冠戦で内藤哲也を倒せば、対ロスインゴ勢3連勝となります。

1・5東京ドームでベルトを奪われた無念を晴らし、新日本プロレスの中心に戻ることでしょう。

 

対するEVILは過度なダーティーファイトで注目を集めています。

以前から新しい仲間を意識した発言もあり、NJC決勝での介入の可能性もゼロではないでしょう。

ファンからロスインゴ離脱も噂され、今最もその動向が気にされています。

 

第3試合には凱旋帰国したばかりのマスター・ワトと、NJCに選出されなかったDOUKIとのシングルマッチも組まれました。

この試合も何かが起きる予感が漂います。

どちらにとってもレスラーキャリアを占う重要な一戦となるでしょう。

 

7・12の「DOMINION」では二冠戦、IWGPタッグ選手権、NEVER無差別級選手権が行われます。

タイチザック・セイバーJr.にとっては大会自粛前からアピールしてきただけに、念願のタイトルマッチとなります。

タッグ戦線の活性化の鍵になる試合とも言えるでしょう。

棚橋弘至飯伏幸太にとっても、2・21後楽園ホール大会でベルトを奪取して以来初の防衛戦となります。

 

鷹木信悟SHOのタイトルマッチは、遂に決まったという表現がしっくり来るでしょう。

念願の対鷹木初勝利、SHOにとって新日本プロレスのシングルのベルト初挑戦。

パートナーであるYOHロッキー・ロメロもいない中闘う、大舞台での決戦です。

勝敗も大事ですが、SHOにとって足りない大舞台でのシングルマッチの経験となり、この試合を終えた頃には更にパワーアップしたレスラーに変貌することでしょう。

 

 

、「DOMINION」では様々サプライズ、多様な事件が起きる舞台でもあります。

2019年で言えば試合後ジョン・モクスリーと鷹木信悟がG1出場をアピールし、柴田勝頼に連れられて来たKENTAが新日本参戦を表明。

 

2018年は新日本プロレスとしては初となる外国人であるハロルド・ジョージ・メイを起用。

ドミニオンで初めて選手とファンの前に現れたメイ社長は、日本語で挨拶をしました。

そして、歴史的一戦となったIWGPヘビー級選手権・時間無制限3本勝負は、60分を越える激闘を制し、ケニー・オメガがIWGP初戴冠を果たした日でもあります。

 

2017年は高橋ヒロムに王座戦2連敗していたKUSHIDAが、リベンジを果たしIWGPジュニア王座を返り咲き。

戦前の予告通り12000人によるウェーブを発生させましたが、背後から忍び寄るBUSHIに毒霧で急襲されてしまいました。

 

新日本プロレスの下半期の行方を左右するドミニオン。

大なり小なり幾つもの事件やサプライズが起きることでしょう。

歓喜に沸くサプライズか、それとも絶句するような事件が起きてしまうのか…