1・6大田区総合体育館で行われた、獣神サンダーライガーの引退セレモニー。
試合前に行われたセレモニーには新日本プロレス本隊の選手、CHAOSの選手、菅林会長、メイ社長、ライガーの妻と子もリングに上がり盛大に行われました。
VTRではアントニオ猪木からもメッセージが届き、ライガーの築いてきた功績の大きさに改めて感謝しかないでしょう。
獣神サンダー・ライガー引退セレモニー
なんとアントニオ猪木氏からもメッセージが到着!
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 6, 2020
新日ジュニアを築き上げたライガーは、もうリングに上がることはありません。
残された選手達で、今まで以上のジュニア黄金期を築き上げてくれると信じています。
実は、ライガーが引退した翌々日、唯一無二のライバルも現役から退く決意をしました。
佐野巧真が引退 同期ライガー引退試合参戦から2日 #佐野巧真 #獣神サンダー・ライガー https://t.co/vKA63ARjJ4
— 日刊スポーツ (@nikkansports) January 7, 2020
東京ドーム大会でライガーと同じリングに上がった佐野直喜に、懐かしい景色を楽しんだ往年のファンも多かったことでしょう。
新日本に在籍した期間は決して長くないかもしれませんが、レッスルキングダムを訪れた多くのファンに、その名は刻まれたことと思います。
そして、第三世代の1人も長いプロレスラー人生に幕を閉じる決意を固めました。
その名は…
“野人”中西学
なんと中西学選手が、今年2月22日(土)後楽園ホールでの引退を決意!
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 7, 2020
昨日行われたレッスルキングダム二夜明け記者会見で、菅林会長の口から引退が発表された中西学。
去年の暮れに引退の意思を新日本に伝えたとのことですが、まだまだ闘えると思えるだけに残念で仕方ありません。
会見に出席した中西は記者からの“現時点で最後に闘いたい相手は?”という質問に、このように答えました。
『ハッキリ言って、いますぐにでも誰とでもやりたいですよ。どんな相手でもやりたいけど、年を明けてからかなり無理を言ってますよ。1月いっぱいでみんな今年の契約が終わるわけじゃないですか。それを延長でやるわけじゃないですか。そういうこともありますので、誰と闘いたいというよりも、まず新日本プロレスが用意してくれる試合をやりたいですよ。
新日本プロレスがやっぱり最強だと思って、自分もそうなりたくて新日本プロレスに入団しましたから。その新日本プロレスがいま自分に対して組んでくれる、それは最高の試合になるはずです。そうしたいですし、そのためにすべてを集中させて、2月22日まで突っ走っていきたいです。』引用:新日本プロレス
与えられた試合は誰であろうと最高の試合になるし、残りの試合全てに集中して全力の中西学を見せたいということでしょう。
2月22日の引退記念試合まで、今しか見れない“野人”中西を堪能したいと思います。
そう言えば、東京ドーム大会で史上初の二冠を達成した内藤哲也が、昨年から“今”を強調するセリフを言いまわすようになりました。
『目の前の試合を大事にできない人間に、未来はないかなって。今、一番大事なのは目の前の試合だと俺は思うからね』
今の内藤は今しか見せれない、今を大事にしたいと語る内藤ですが、もしかしたらこの言葉は引退する選手に向けてのリスペクトなのかもしれません。
多くの選手を抱える新日本において、第三世代に与えられる試合は決して多くはありません。
他の選手以上に1試合1試合を大事にしてきた事でしょう。
その姿を見て“今”を強調し始めたのなら、遠回しに尊敬の念を込めていたのかもしれません。
次のシリーズ「ファンタスティカマニア」には出場しない中西ですが、恐らく1月25日から始まる「Road toTHE NEW BEGINNING」には出場することでしょう。
中西と言えば、アルゼンチンバックブリーカーです。
1試合でも多く1回でも多く、中西の勇姿と代名詞であるアルゼンチンバックブリーカーを、写真に収めたいと思います