2020年、最後のシリーズである「Road to TOKYO DOME」が始まりました。
全7大会のシリーズの内、新日本プロレスワールドでの配信は3連戦となる後楽園ホールのみ。
このシリーズの結果を受け、東京ドーム大会2DAYSの全対戦カードも決定するでしょう。
しかも、後楽園ホール大会3連戦の内、21日と22日は無料配信となることが決定しました。
新日本プロレスワールドに未加入の方も、是非この機会にご視聴ください。
🎅クリスマスまであと少し…
そして #njwk15 東京ドーム大会までもあと少し…
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12月21日、22日の後楽園ホール大会を《無料》生配信決定🎉
1.4&1.5東京ドームに向けた熱き前哨戦の数々をぜひご覧ください✨ pic.twitter.com/sRMFeA9r22
— njpwworld (@njpwworld) December 17, 2020
シリーズ全大会の対戦カード並びに出場選手を見渡すと、色々と気付いたことがありました。
負傷欠場していたタイガーマスクと金丸義信が復帰し、映画撮影で欠場していた真壁刀義が久しぶりの参戦を果たし、鈴木みのるの名前もあります。
特に鈴木みのるは東京ドーム大会にどう絡むのか気になるところです。
一方で、年内最後のシリーズなのに名前がない選手もいます。
WORLD TAG LEAGUE(以下WTL)で激闘を繰り広げた石井智宏、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI、デビッド・フィンレーの出場はなく、第3世代の永田裕二、小島聡の名前もありませんでした。
今名前を挙げたレスラーは東京ドーム大会出場が決まっていないので、アピールのチャンスはもう無い状態です。
全所属選手が満遍なくチャンスに恵まれることは難しいでしょう。
それでも来年のレッスルキングダムも2DAYSあるので、最低でもどちらかに対戦が組まれることを祈っています。
「Road to TOKYO DOME」シリーズの対戦カードですが、一部違和感を感じるカードを発見しました。
後楽園ホール大会から参戦する選手の内、ジュース・ロビンソンとKENTAが3日連続で試合が組まれているということです。
4人タッグだったり6人タッグだったり、タッグパートナーは違えど、KENTAが闘う相手には必ずジュースがいます。
KENTAと言えばNEW JAPAN CUP USAトーナメントを制し、ジョン・モクスリーが保持するIWGP USヘビー級の挑戦権利証を手に入れました。
これまで3度、挑戦権利証争奪戦を闘い抜いていますが、未だにモクスリーの持つUSヘビーへの挑戦は決まっていません。
これに対しKENTAは何度も自身のSNSで挑戦を催促しています。
I want Moxley
NOT YOU @BrodyxkingI’m so tired of saying “Where’s Moxley?”
GIVE ME THE IWGP US TITLE
— KENTA aka Lil’K (@KENTAG2S) December 6, 2020
今週の土曜日に配信される「NJPW STROG」では、4度目となる権利証争奪戦をブロディ・キングと闘います。
年内の争奪戦はこれが最後になるでしょう。
果たして、いつモクスリーとのタイトルマッチが組まれるのか?
ここからは予想です。
このコロナ禍の状況では、モクスリーが日本に来日することは難しいでしょう。
AEWでの試合もあり、契約上アメリカでタイトルマッチを行うことも難しいことが想像できます。
恐らく、IWGP USヘビーのベルトは返上するのではないでしょうか。
可能性としては土曜配信の「NJPW STROG」で、モクスリーからビデオレターが届くのではないかと予想しています。
IWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタルが同時にタイトルマッチが行われる現状で、USヘビーのタイトルマッチが東京ドーム大会で行われないのは痛手でしょう。
今現在東京ドーム大会の決定カードはイッテンヨンが5試合、イッテンゴが4試合です。
イッテンゴでUSヘビーのタイトルマッチが行われれば、両日のバランスが取れることでしょう。
あとは返上されたUSヘビーのベルトをかけて、誰と誰が闘うかです。
「NJPW STROG」は収録配信であり、新日本プロレス側は既に結果を知っています。
唐突に組まれたジュースとKENTAの対戦に、意味がないとは考え難いです。
恐らく、空位となったUSヘビーのベルトを懸けて、ジュースとKENTAは1・5東京ドームで闘うことになるのでしょう。
「Road to TOKYO DOME」後楽園ホール3連戦は、USヘビー級選手権の前哨戦になるんだと思います。
ジュースはKENTAが優勝したNJC USA大会に、怪我のため出場できませんでした。
また、今秋行われたG1クライマックスの公式戦では、KENTAはジュースに負けています。
この試合後のKENTAはバックステージで過去同じアメリカの団体に所属していた2人が、新日本のリングで再び闘えたことに “思い入れのある一戦” だったと告白しました。
そして、力強くこんな約束も口にしています。
『今日の借りは絶対に返すからな』
引用:新日本プロレス
KENTAにとってジュース戦は、借りを返すチャンスが巡ってきたということではないでしょうか。
それはG1で負けた借りを返すと共に、所属していた業界世界一の団体を見返す為の一戦になるのかもしれません。
全ては12月19日の「NJPW STROG」で明らかになるでしょう。
気のせいか今までよりプロモーションに力を入れているように感じます。
USヘビーのベルトは返上されるのか、それとも…
FRIDAY at 10e/9c!
The last #njpwSTRONG main event of 2020.
IWGP US Heavy number one contendership at stake. @KENTAG2S vs @BrodyxKing
Ready for violence?https://t.co/7ug5TJY4Mn#njdetonation pic.twitter.com/uJctwCfwSo
— NJPW Global (@njpwglobal) December 17, 2020